1.「学校が怖い」不安で震えていた中1男子
中学受験で合格後、
入学して頑張っていた
男の子でしたが、
6月頃より起立性調節障害を
発症しました。
不登校になり、
ママは独学で勉強されていましたが、
学校の話になると
ガタガタ震えるお子さんに
どう学校の話を
切り出せばいいか
困っておられました。
個別相談に来られた時、
ママはこうおっしゃいました。
「私は肯定はできています。
だから、その次のステップから
進みたいのですが…」
というものでした。
お子さんがお家で穏やかに
過ごされている様子を
お聞きすると
確かに否定をしないように
接しておられるのだろうと
思いました。
ただ、肯定が本当に届いていたら、
こんなにも不安ではないし、
学校の話ができないということは
ないだろうと思いました。
ちまたに出回っている「ほめ」は
「すごいね!」「えらいね!」と
いうもの。
でも実はこれが起立性調節障害の
お子さんの脳タイプには
合わないのです。
まずは、それをご理解いただき、
皆さんと同じように
レクチャー1から受講して
いただくようにしました。
2.正しく肯定できるようになると起こったお子さんの変化
お子さんに正しく肯定を
していただくと、
こんな変化が起きました。
まずは、
お子さんに笑顔と会話が
増えました。
今まで興味のなかった
新しい趣味を見つけ、
ウクレレや古着を
練習したり、買いに行ったり、
するようになりました。
少しずつ、学校の話を
自分からするようになり、
受講後2か月で、
実際に教室に入れるように
なりました。
ですがさらに、4か月後には
こんな大きな変化がありました。
それは、学校行事の7日間に及ぶ
シンガポールへの語学研修に
参加できたのです。
そこで彼のした挑戦は、
不登校の間に趣味になった、
ヴィンテージのジーンズに
ついてのプレゼンを
学校や現地の生徒の前で
披露したことでした。
一躍、脚光を浴びて、
彼の自信になったようでした。
3.起立性調節障害の子を回復させる正しい肯定とは?
起立性調節障害の子への肯定は
「すごいね」「えらいね」は
むしろ逆効果です。
それよりも、
「ありがとう」や「ママもそう思うよ」
など感謝や同意を示す声かけの方が
効果的です。
この声かけに変えていただき、
同時に言葉以外の肯定の伝え方も
お伝えしました。
すると、お子さんはどんどん
不安を解消し、行動量をあげて
いったのでした。
実はほかにもたくさんの
肯定の声かけがあります。
講座では、
なぜ肯定の声かけが
脳を育てるのか、
肯定の実際のテクニック、
などなどたくさんのことを
お伝えしています。
お子さんの脳タイプにフィットした
肯定でお子さんの回復を加速させましょうね。