1.ゲームしかしない起立性調節障害の子にママもお手上げ状態
起立性調節障害を発症し、
身体が治ってからも
ゲームしかしない小6男子のママ。
小3の弟も便乗して、
不登校になっていました。
一日中、ゲームしかしない
きょうだいへの対応にママも
疲れ切っていました。
禁止したり、取り上げれば
激しく怒り出し、
収拾がつかない…
だけど、ゲームを与えれば、
それはそれでエンドレスで
お風呂や食事もままならない…
そんな現状を変えたいと
受講を決断されました。
2.脳の省エネモードを打開する!
回復の5段階で言うと、
ゲームやスマホにはまるのは
回復段階の3番目の
「停滞期」。
この時期はお子さんもお家の方も
不登校を受け入れ、
お家では一見穏やかに
過ごせるようになります。
ですが、実はお子さんの中では
「学校に行けない自分への焦り」
「今更追いつけないのではという不安」
などが渦巻き、現実逃避の意味でも
よりデジタルの世界に没頭します。
ゲームやスマホなど
慣れれば脳が省エネモードで
できる作業。
すると脳の成長はごく緩やかに
なります。
行動しなければ脳は伸びません。
こんなお子さんに必要なのは
行動を引き出すママの提案力!
思春期のお子さんは正しいことを
正しく言っても動きません。
あれしろ、これしろの指示出しではない、
上手な誘い方でお子さんの行動を
引き出しましょう。
3.「ゲームしかしない」停滞期のお子さんの脳を育てる提案力!
思春期のお子さんの脳を
育てるには
どれだけ、お家の方が
その気になる誘い方ができるか
にかかっています。
まずこのママがやったのは
ゲームを使って、
お子さんにしゃべらせること。
「どんなゲームしているの?」
「どんなアイテム、持ってるの?」
「ママにも教えて」
などゲームを使ってしゃべらせて、
脳の活動量をあげました。
こうして、だんだんと
脳の活動量を取り戻すと、
ママの声かけが素直に
きけるようになります。
そのタイミングで
7つのテクニックを使い、
上手に行動を促すと、
お手伝いや切り替えも
できるようになりました。
週末にはサイクリングに
いけるようになり、
同級生の誘いで
遊びに行くようにもなったんです。
こうして徐々に活動を
ふやしていくと、
学校からキャンプの案内が
届きました。
前から行きたかった行事です。
ママが「魔法の枕詞」で背中を押すと、
なんとキャンプの話し合いから
参加できるように!
無事にキャンプにも参加して、
すっかり自信をつけて
帰ってきました!
それからです、
「キャンプのあとも学校に行く」
と決めて通うようになったのは。
お兄ちゃんにつられて、
弟さんも学校にトライするように
なりました。
こんなふうに、
脳をお家で育てておくと、
お子さんの好きなイベントが
きっかけとなり、
チャンスに飛び込んでいけます。
お家で脳を育てる方法、
学んでみませんか?