1.2年間不登校の小学女子、好きなバスケもやめたい…
小学4年生から2年間不登校の
女の子のママ。
「繊細タイプの娘です。
学校はもう戻れない
気がしています。
でも、大好きなバスケだけは
頑張って続けていたんです。
それが、この前から
『もうバスケもやめたい』
というように。
せめてバスケだけは
通ってほしいと思っています。」
と話され受講を開始しました。
中学進学も視野に入れて
本格的にサポートしたいとの
思いでした。
2.繊細タイプの子のサポートはこれ!
繊細タイプのお子さんの
サポートは肯定からですが、
大事なポイントは
「ママにNOが言えるかどうか」
繊細タイプのお子さんは
周囲の期待に合わせたり、
空気を読みすぎて
集団の場がストレスフルに
なりがちです。
逆に自分の気持ちにうとい
傾向があるので、
本音で会話できないし、
ストレスを自覚しにくく、
つい頑張りすぎてしまいます。
まずはお家でNOが言えないと、
集団の場でいえるようにはならず、
いつまでもつらい状態が 続きます。 だから、肯定と同時に 自分の感情を伸ばして その感情を素直に表現できるように 導いてもらいました。 3.「自分の気持ちが分かる」ようになるとストレスに強くなる
繊細タイプのお子さんは
自分の気持ちが分かるようになると、
集団の場で自分を守る盾が
できます。
先生はああいうけど、
私はこう思うから気にしない。
お友達のあの態度は気になるけど、
私は悪いことしてないから大丈夫。
など、周囲の状況を
真に受けすぎず、
深読みせずに過ごせるように。
すると、たちまち集団で感じていた
生きづらさが和らぎます。
この女の子も、最初は
ママにこう話していました。
「実はバスケのキャプテンだから
引退試合はミスできないと
思っている。
それがプレッシャーで
耐えられないんだ。」
と。
ママに話したことで
思考の整理ができ、
自分の感情を自覚できました。
これがとても大事で、
自覚できるからこそ、
対処できます。
この子はママと話し合いを重ね、
ミスしてもいくらでもリカバリーできるし、
自分が思いっきりプレーすればいいんだと
思えるようになりました。
普段の生活の中でも
ママに意見できるようになり、
どんどんと生気を
取り戻していったんです。
最後までキャプテンとして
引退試合まで全うすることが
出来ました。
さらにここからです。
中学進学に向けて、
2年間の遅れを取り戻すべく、
勉強を始めました。
今まで頑なに避けていた勉強を
「中学こそはみんなと一緒に
通いたい」
という自分の気持ちに気づいたからこそ
取り組むようになったのです。
繊細タイプのお子さんは
ぜひ「自分の気持ちを分かる」
ようにしてあげてください。
そのことで、
お子さんの生きづらさから
解放してあげることが出来ます。