さて今日は
「夏休みで解決!「コミュ力編」」
についてです。
思春期の子のつまづきの上位に
お友だちとのコミュニケーションが
あげられます。
実はお子さんのコミュニケーションの
課題ってママからはみえにくいんです。
なぜなら親子の間では
幼いころからの延長戦で
話がわかりあえるから。
だけど実は集団の場で
お困りを抱えているケースが
多々あります。
こだわりタイプのお子さんだと
空気の読みにくさや
自分の好きな話を一方的にし続けたり
はたまた言いたいことがあるのに
ぐっとがまんして葛藤を抱えていたり。
お友だちとのすれ違いや
上手くいかなさは
友達付き合いが重要になる
思春期の時期には
大きな失敗体験になります。
繊細なお子さんは
空気を読みすぎて、
求められていないようなことまで
深読みして疲れたり、
お友だちのちょっとした反応を
深く気にしてストレスを感じたり、
自分のストレスに気づかずに
心身症のような症状に
悩まされたりします。
どちらにせよ
葛藤が大きく集団の場が
負担に感じるお子さんたちです。
だからこの夏休みに
大きなストレスの原因になるコミュ力を
できるだけ育ててあげましょう。
そのためには
step1:受け入れる雰囲気を伝える
step2:会話する楽しさを肯定
この2ステップを心がけましょう。
まずはstep1
これは普段の肯定です。
分かりやすいのはほめや感謝ですが、
今日のお勧めは
「他愛もない会話」です。
お子さんはいきなりほめたりすると
警戒してくることもあります。
ですがそれを、
あからさまにほめるのではなく、
他愛もない会話で
受け容れていることを伝えることで
お子さんが警戒せずに
安心感を抱きます。
出来ていないことを指摘するのを
一旦やめてとにかく
他愛もない会話をしてみましょう。
極端な話、
お子さんが聞いてなくてもOK。
ママの楽しそうな独り言でも
効果があります。
そのあとにしてほしいのは
お子さんと会話が増えてきたら、
step2:会話する楽しさを肯定
です。
「あなたと話すのは楽しいわ」
「そういってくれると伝わるわ」
こんなコミュニケーションの
成功体験を伝えていきましょう。
私は長女の時、
繊細な子のコミュ力を伸ばし
夏休みをはさんで2か月で
学校復帰させることができました。
復帰して久々に会ったお友だちからは
「なんか雰囲気変わった?」
という言葉。
ママと通じ合える楽しさを知ると、
他の人とも通じ合いたいと
感じるようになります。
集団の場でも自分の意見を適切に
伝えることが出来たり、
がまんしなくても
伝わる伝え方で言えるようになります。
この夏、ぜひお子さんの
コミュニケーションの力を
伸ばしてあげましょうね^^
今日はここまでです。