さて今日は
「夏休み後半にトライしてみて!
学習意欲を取り戻す声かけ!」
についてです。
夏休み、登校しぶりや不登校のまま
突入したお子さんのママは
ひとまず登校刺激を与えずに済み
ホッとしている反面、
やっぱり9月からのことは
頭の片隅にありますよね?
だからこそ、
早めに勉強の遅れも取り戻したいし、
お子さんのやる気も回復したい、
そう思うはずです。
そんなお子さんが学習への意欲を
取り戻すには実は順番があります。
①脳の負荷をゼロにする時期
②少しずつ好きなことで行動量を
あげる時期
③苦手なことへ挑戦する時期
大まかに言うとこんな感じです。
この順番はきまっています。
だからこそじっくり取り組める
夏休み前半「肯定のみ」で
ストレスをゼロにする時期を
作ってほしいんです。
前半は存分に肯定を与え
自信を回復しておきましょう。
そして後半、好きなことで
行動させてさらに自信をつけると
やがて苦手なことに挑戦する意欲が
湧いてきます。
このころには
「嫌だけどやってみようかな」
「逃げ出したいけど気持ちを
落ち着かせて」
など感情コントロールもできるように
なってくる時期です。
(個人差はあります。)
そうなったときに、
指示を分解して声かけしましょう。
「勉強しなさい」
「宿題しなさい」
これでは完璧にしなきゃと思っている
お子さんは一歩も踏み出しません。
また、脳は取り掛かるときに一番
負荷がかかります。
だから、
漠然として指示ではお子さんの脳に
なかなかエンジンがかかりにくいんです。
指示は分解して
具体的に出していきましょう。
お子さんが「これならやってもいいかな」
と思える指示が効果的。
「ワークの目次だけ見てみようか?」
「1問答え見ながら解いてみる?」
こんな形で誘ってみましょう。
脳にエンジンをかけるための声かけです。
そうして、特典を付けるのも
お勧めです。
1冊〇円とするよりも
1ページ〇円とする方が
完璧にやらなきゃ!と
プレッシャーになるお子さんには効果的。
スモールステップで
やっただけ特典がもらえる方式が
合っています。
ちょっとでもできたら肯定です。
こんな積み重ねで少しずつ
量や難易度をあげていきましょう。
「え?そんなんじゃ終わらない」
そういうママも
完璧主義を捨てて
出来るところまでやってみる、
このスタンスで臨みましょう。
先生にはお子さんのコンディションを
伝え、配慮をお願いしておくと
いいですよ。
最初からみんなと同じように整えてから
学校復帰を目指すのは
お子さんにとってもプレッシャーです。
いろんな選択肢があると知るだけで
お子さんのストレスも緩和されて
脳が育ちやすくなりますよ^^