起立性調節障害の子の 回復期間が最短ルートになる 指示出しのテクニック!

今日は

起立性調節障害の子の

回復期間が最短ルートになる

指示出しのテクニック!

についてのお話です。

 

起立性調節障害のお子さんって

身体が治ってもなかなか動きださない

 

結構、あるあるのお話しですよね。

 

それには今までのメルマガでも

お話しした通り

心的ストレスへのサポート

置き去りにされているからなんです。

 

そのことに気づかずに

お子さんのお尻をたたくこと

愛情ゆえの厳しさだと

勘違いする方もいらっしゃいます。

 

そうすることで一番回復から遠のくのは

お子さん自身。

 

お母さんもそんなことは

望んでもいないはず。

 

正しいサポート法を知れば

回復もおのずと早まるんです!

 

起立性調節障害の子に現れる

身体症状は

頭痛・腹痛、立ちくらみ、めまい、

朝起きられない、失神など。

 

この症状に対して内服や生活面の

サポートはもちろん大事です。

 

ですが、症状が落ち着いてくると

気になるのがお子さんの

無気力や怠惰な生活…

 

ちょっと回復したと思って、

「病気が治ったんだから」

と叱咤激励して動かそうとしても

動かない…

 

実はこれ、お子さんが

怠けものになったわけでも

さぼっているわけでもありません。

 

動きだしたくても動けない、

心の充電切れの状態なんです…

 

そんなお子さんには

まずは昨日のメルマガでもお伝えした通り

自己肯定感を取り戻すのが先です。

 

そして、そうやってお子さんが素直さ

人の意見を聞き入れる

心の余裕ができたら

次にしてほしいのが

お子さんがすっと動き出す指示だし

 

お子さんの脳には3つの大事な栄養が

あります。

 

①糖

②酸素

③行動

 

です。この③の行動をお母さんとの

コミュニケーションでコントロール

することができます。

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脳は行動すればするほど伸びますから、

このスキルは親として大変大事です。

 

そして指示だしには脳に伝わりやすい

出し方というものがあります。

 

「~しなさい」

「〇〇しないと、△△できないよ!」

 

これは絶対にNG。

お子さんの意思を無視した命令

脅しのような声かけ

むしろ逆効果です。

 

ここが上手にマスターできると

お子さんはだんだんと

行動量をあげることができます。

 

ただ行動したことだけでなく

経験したことを話したり伝えたり

することも脳を発達させます。

 

実際に、肯定的な注目をしたことで

部屋から出てくるようになった

我が家の息子も

次は上手に指示だしすることで

ますます行動量を上げ、

どんどん活気を取り戻しました。

 

レクチャー1を学んだあとから

午後から登校するようになっていました。

 

レクチャー2で指示だしを学んでからは、

自分で時間割を見て、

登校時間を決めさせ、

もしくは選択させ、

私は時間の予告をしながら、

できているところを声かけ

サポートしたのです。

 

そして、「いかない」選択をした日は

すんなりOKを出して

その判断も尊重しました。

 

そうすることで息子の意思を

引き出し、行動することで

自信に変えていくことができました。

 

思春期の特に親子関係が

難しくなりがちな時期に

上手に指示だしして行動量を

上げていくことは、

回復を早めるための大事なスキルです。

 

学校でなくても、行動量を上げられるか

どうかがその子の発達を促せるかどうかの

ポイントなんです。

 

思春期は自立へ向けたサポートの

最後のチャンスだからこそ、

行動量をあげるサポートが必要です。

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私が息子に使ったように

 

・選択

・時間の予告

・肯定の声かけ

 

など指示出しのテクニック

使いながら、お子さんの行動量を

上げていくと、だんだんと行動範囲も

広がってきますよ。

 

こういったスキルも講座の中で

詳しく学ぶことができます。

 

お子さんを伸ばす

一生モノのスキル

一緒に学んでみませんか?

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