もうイライラしたくない!叱らないのができないのは、ママのせいじゃない!

感情コントロール
叱らない子育てを苦しみながらしていませんか?もしそうなら「しつけ」+「叱らない子育て」を両方しちゃっているのかも!叱らない子育てをするにはその方法をしっかりと知ることが大事なんです♪こちらの記事に書きましたので読んでみてくださいね!

「もう叱りたくないのに、また怒ってしまった……」の繰り返しが辛い…

寝顔を見るたびに自己嫌悪。

 

「こんなふうに叱りたくてママになったんじゃない」って、何度も思う。

 

特にADHD傾向がある子は、すぐにカッとなったり、こちらの声が届いていないように感じる瞬間も多いから、ママも思わず怒鳴ってしまう、手が出そうになる、自分が嫌になる……そんな毎日を過ごしていませんか?

 

私自身も、そんなひとりでした。

 

発コミュを学ぶ前は、イライラしては自己嫌悪、笑顔でいようとしても心がついていかない。

 

「叱らない育児なんて私にできるわけない!」「なんでこんなに育てにくいの…」と思っていました。

 

そんな過去から叱らない子育てに変えられた今、私がお伝えしたいのはこれなんです。

 

「叱らないのができないのは、あなたのせいじゃない」ってこと。

 

ママの感情コントロールが苦手だからでも、ママがイライラしやすいのでもなく、その背景には、文化・時代・知識の壁があるからなんです。

 

原因は私たちの文化にあった!

✏️しつけの文化の中で育った私たち

私たちが育てられた子育て法は、「しつけ」です。

 

できないところを指摘し、直すのが「当たり前」だとされてきた時代です。

 

「こんなことも知らないなんて恥ずかしい!」「こんなのできて当然!できないのは努力が足らないから!」

この考え方のもと、私たちは育てられてきました…。

 

けれども、欧米から入ってきた新しい子育ての考え方「叱らない子育て」が日本で広まり始めたのは2010年頃です。

 

それまでは、何世代にもわたって「叱るのが愛情」「我慢させるのがしつけ」でした。

 

つまり、私たちは「叱らない」という子育てを、学ぶ機会がそもそもなかった世代なんです。

 

✏️子育ての方法は独学が普通

子育てって誰もが通る道です。

 

けれども考えてみると子育てをきちんと教えてくれる場所はないんです。

 

家庭科の授業でも、保健指導でも、「子育て法」なんて教えてくれなかった。

 

妊娠すると徹底して教えてもらえるのは赤ちゃんのお世話のことばかり。

 

だから、私たちが知っているのは「自分が育てられた方法」だけなんです!

 

だから私たちが、「叱らない子育てができない自分」に悩むのは当然のことなんです。

 

さらに言えば、ADHD傾向の怒る子の子育ては難易度が高めです。

 

と言っても、彼らの脳に合わせた子育て法を知っていれば話は別。

 

ですので、この後にADHDキッズの脳を伸ばす子育て法をお伝えしますね♪

 

▼学校トラブルに悩むママにはこれ!

 

簡単3ステップ♪

✏️ステップ1 我流の「叱らない育児」を卒業する

多くのママがやってしまうのが、「しつけ」+「叱らない」の混合型。

 

できないことを見て注意するのはしつけのまま、けれども叱らない子育てだから叱らないように我慢する。

 

これ、実はものすごく苦しいやり方なんです。

 

たとえるなら、レシピを知らずに見よう見まねで寿司を作るようなもの。

「酢飯ってご飯に酢かければいいんでしょ?」と適当にやっても、美味しくはなりません。

 

正しいレシピ=方法を知ることが、叱らない子育ての第一歩です。

 

✏️ステップ2:「できた」に目を向ける練習を

叱らない子育てで最も大切なのは、「できたことに目を向ける」視点。

たとえ1ミリでもOK。

・自分で手を洗うことができた!

・汚くても一人でご飯を食べられた!

・おはようって言うことができた!

 

そういう小さな「できた!」を見つけて、子ども達の自己肯定感を育てていきます。

 

それが、次の落ち着きにつながります。

 

✏️ステップ3:イライラしたら「子どもの気持ち」を考える

ママ達には叱る癖がついてます。

 

だから最初はイライラするのは当然なんです。
そんな時は子どもの気持ちや行動の理由を考えるといいかも!

 

「なんで機嫌が悪いんだろう?」「こんな言い方するなんて嫌なことがあったのかな?」

 

そんなふうに思考を変えるのも一つのイライラしないコツです♪

 

できない日があっても、自分を責めないこと。

それもカナダ式の「ママに優しい」考え方です。

 

「私が変わったら、この子が笑った」

そんな親子のストーリーを、あなたも始められます。

 

知識は力です。

そして、ママ自身が安心していられることが、子どもにとって何よりの環境。

叱らないカナダ式子育て、まずは知ることから始めてみませんか?

執筆者:梅村やよい
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)

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