怒るADHDキッズの感情コントロール力を伸ばす対応♪

感情コントロール
すぐ怒る、すぐ泣く、感情の起伏が激しい…ADHDタイプの子どもと向き合う日々に「もう限界」と感じているママへ。子どもの“怒りやすさ”には脳の特性が深く関係しています。この記事では、日常でできる「子どもに合った声かけ」や「脳を育てる対応」についてわかりやすくお伝えします。

どうしてこの子、すぐ怒るの?——ママの悩み解決のヒント!

お子さんの怒りにお困りではないですか?

笑っていたのに、ちょっと気に入らないとすぐに爆発…

思い通りにならないと泣き叫ぶ…

習い事行きたくない!と大騒ぎ。

食事が好きなのじゃなかった!もう食べない!と怒ってしまう…。

宿題後でやるって言ってる!とゲームばかり…。

「もう!なんでそんなに怒るの!」
「そんなことで怒らなくてもいいじゃん!」って、つい言いたくなっちゃう。

「やるべきことだよね?」「当たり前のことだよね?」
ママは本当は叱りたくないのに叱らないと日常生活が回っていかない…。

そして、子どもの怒りについ引っ張られて怒鳴っている自分が情けないやら悲しいやら…。

「私、人生でこんなに怒鳴ることなかった…」とふと思う自分…。

そして思うのは、なんで???

「ワガママなの?」「自分勝手?」

「普通はこんなことでは怒らないよね…」

「私がいつも叱ってばっかりだから真似してるの???」

そう思い悩んでいるママにお伝えしたいことは二つあります。

・ママのせいではないということ。

・お子さんは感情コントロールが苦手ということなんです。

子どもが怒るのは、性格じゃない——子どものイライラの正体とは?

ADHDタイプの子どもたちは、感情コントロールが苦手という特性を持っています。



嫌だと思ったらその気持ちをコントロールできず、イライラや怒りがすぐ表に出てしまうんですね。

そして衝動性も持っているので、怒ったらギャーっと叫んだり、暴言を吐いたり、「他害」をしたりととにかく激し目…。

だから「わざと」でも「性格」でもなくて、脳の凸凹から出る行動なんです。

ADHDタイプは脳の前の部分の発達がゆっくりな子が多く、そこが感情コントロールをする場所でもあります。

だから感情のブレーキが利きにくい子が多いんです。

そしてもうひとつ大きな要因は、「日常的なストレス」。

・できないことばかり注意される

・比べられる

・自分でもうまくいかず自己肯定感が下がる

こうしたストレスが積み重なると、感情を抑えるのが難しくなります。

▼お子さんに感情コントロール力をあげたい人はこちらを読んでみてくださいね♪

脳は育てられる!感情コントロール力を伸ばす関わり方

じゃあ、どうすればいいのか?

上記でご紹介した電子書籍にも書いてありますが、脳が伸びる関わり方を日常に取り入れること♪

そしてやることは、とってもシンプルです。

✅ 1. 子どもの目線に立ってみる

「できなかったねー」ではなく「ここまでやれたね!」と、まずは肯定。

そして共感も効果があります。

「負けて悔しかったね」と感情を言葉にしてもらえるだけで、子どもはホッとしてスゥッと落ち着きます。

✅ 2. 小さな“できた”を一緒に喜ぶ

子どもが一つ行動できた瞬間を見逃さず、「今、自分で切り替えようとしてたね!すごい!」と褒めてあげる!

これが記憶に残る成功体験になります。

成功体験を増やしてあげらばあげるほど、脳は発達していきます♪

ママの肯定的な声かけが、脳を育てる!

感情コントロールに関係する脳の機能は、肯定的な関わりの中で発達します。

そしてその力が育つと
・集中力

・やる気を持続させる力

・切り替えの力

・人との関わり方

・困難なことにも向き合える力

といった力も伸びていきます!

怒る子には理由があります。

そして、その感情の裏には「わかってほしい」という想いも隠れていると私は考えます。

だから、ママが「この子はすぐに怒る…」とマイナスを見るのではなく、「子どもは子どもで頑張ってるんだ!と見方を変えるだけで、子どもは変わっていきます。

難しく考えなくて大丈夫、今日からできることは、たった2つだけ。

🌱 今日からできる2つのこと

  1. 子どもの目線で見ること

  2. 小さなできた!に声をかけること

「それなら私にもできそう♪」と思えたら、ぜひ今日から1つでもやってみてくださいね。

応援しています^^

執筆者:梅村やよい
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)

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