物を投げる!噛みつく問題児が優等生になったストーリー!

叱らない子育て

 

ADHDキッズあるあるの困り事、怒り問題…

物を投げる!引っ掻く!突き飛ばす!噛みつく!
感情コントロールが苦手でADHD特有の衝動性がある子にはよくある困り事です。

 

これからお話する子も3歳と年齢が低い子でしたがとにかくお乱暴さんでした^^;

 

幼稚園では問題児扱いをされ公園に行ってもすぐに危害を加えようとするから見張っていないと危なくて仕方がないお子さんでした。

 

そこでご両親が困り果て受講を開始されたのですが、受講前は物を投げる・叩く引っ掻く・噛みつくはしょっちゅうだったそうです。

 

だからご両親はとにかく叱り、言い聞かせることを繰り返していました。

 

それでも全然効果はなく悪化していく一方…。

 

ではなぜ子どもの行動は悪化していくのでしょうか?

 

行動の悪化の原因は『誤学習』にあった!

子どもってママが大好きですよね!
だから子どもはママの注目をなんとしてでも欲しがります。

 

怒られたとしても、です…。

 

だからこのお子さんは注目を叱られることで取っていたんです。

いいことをしていてもママは何も言ってくれません。
だけど悪いことならすぐに反応してくれます。

 

お母さんの注目を間違った形で取ることを覚えてしまっていたんです。

『誤学習』をしていたんですね。

彼はママが反応してくれることを一生懸命やっていたわけです。

 

 

解決策は注目方法を変えただけ!

この仕事をしていてよく感じるのは子どもって本当に周りの大人の対応次第だなぁということです。

 

なぜならお母さんが対応を変えるだけで怒る子たちの困りごとが3ヶ月でなくなっていくシーンをたくさん見させてもらっているからです^^

 

そしてこのお母さんにも皆さんと同じように対応を変えてもらいました。

 

やってもらったことはとってもシンプル!
子どものいい行動を引き出す注目を続けることをしてもらいました♪

 

好ましい行動をひたすら肯定をしていくこと!
それを徹底していただいたんです♪

 

肯定といってもカナダ式発コミュがお伝えする肯定の種類は褒めない肯定が90%を締めますから
褒めるの苦手!なお母さんでも肯定が入れやすいんです♪

 

このお子さんは賢い子でしたのでお母さんのちょっとしたネガティブな表情も拾ってスッとは落ち着きませんでしたが私とメールでのやり取りを重ねていくうちにお母さんがどんどんと肯定が上手にできるようになり3か月で手を出すことがなくなって幼稚園でも先生から昔が信じられないくらい
優等生になりました!と言っていただくまでに変化しました^^/

 

そしてびっくりすることにおもちゃの取り合いで叩かれても叩き返さず「叩いたらダメだよ!」と言葉で伝えることができるようにまでなりました♪

 

最終的にはお父さんに怒られた時には前なら癇癪を起こしていたところを1人でカーテンの裏に隠れ気持ちをクールダウンさせて何事もなかったかのように戻ることまでできるようになりました!

 

できないところを指摘するのではなくできていることをただ肯定するだけ。
そんなシンプルなやり方で子ども達の行動はどんどんと改善されていきます!

 

こちらに癇癪についての電子書籍を載せておきますね!
良かったら参考にしてみてください^^

こちらをクリックすると電子書籍が届きます!
https://www.agentmail.jp/lp/r/16429/139543/

 

執筆者:梅村やよい
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)

 

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました