今日は、
「人に迷惑をかけない子になってほしい」
そう思って頑張っているママへ
お話ししますね。
学校で強い言葉を言ってしまった。
友達とトラブルになった。
授業中に思ったことをそのまま言ってしまった。
そんな連絡があるたびに、
「ちゃんと謝らせなきゃ」
「同じことをしないように言わなきゃ」
「もっと普通にできるようにしなきゃ」
そう思って、
家で何度も注意していませんか?
本当は、
責めたいわけじゃないんですよね。
お子さんが学校で困らないように。
友達に嫌われないように。
先生に迷惑をかけないように。
そう思うからこそ、
ママも必死になります。
けれど、正直に言います。
「迷惑をかけない子になってほしい」
この願いが強くなりすぎると、
怒るADHDキッズの脳には
苦しい関わりになることがあります。
なぜなら、
本当に育てたい力は
迷惑をかけない力ではなく、
自分で考えて行動を選べる力
だからです。
たとえば、
まだブレーキの使い方を練習中の子に、
「ぶつからないで!」
「ちゃんと止まって!」
「みんなと同じスピードで走って!」
と言い続けても、
ブレーキの使い方は育ちにくいんです。
必要なのは、
失敗しないように止めることより、
ブレーキをかけられる力を、
育てていくこと。
たとえば、
「ブレーキはここにあるよ」
「次はどう止まる?」
「何を見たら止まる?」
こんなふうに、
“止める力”を高めてあげること。
見るべきは、
この子が
迷惑をかけたかどうかではありません。
今この子の
どの力がまだ育っている途中なのか?
ここです。
感情をコントロールする力なのか。
行動をコントロールする力なのか。
言葉で伝える力なのか。
失敗してもフォローできる力なのか。
ここが見えてくると、
ママの関わり方は変わります。
「なんでまたやったの!」と
迷惑をかけないことに集中するよりも
「この子は今、
感情を止める力が
育っている途中なんだ」
「言葉で伝える力を
練習しているところなんだ」
そんなふうに
見立てられるようになるからです。
迷惑をかけない子が、いい子?
私は、そうは思いません。
これから必要なのは、
迷惑をかけないように
気をつける子ではなく、
人と関わりながら、
失敗しながら、
自分で考えて行動を選べる子。
その方がADHDキッズは、
本来の力をのびのび発揮し始めるからです。
怒るADHDキッズは、
日本の常識で育てない。
その子の脳に合う順番で、
育てていきましょう。
もし今日、少し余裕があったら、
ここ3日間で怒った場面を
思い出してみてください。
一番多いのは
朝なのか。
放課後なのか。
宿題の時間なのか。
寝る前なのか。
どのタイミングで怒っているかで、
お子さんの苦手が
見えてくるかもしれません。
よかったらこのメールに、
「朝」
「放課後」
「宿題」
「寝る前」
のどれが一番多いか、
ひと言で返信してくださいね。
ではまた!



