ADHDキッズが環境の変化に対応できるようになる脳の発達2ステップ

感情コントロール
周りにいるお友達や先生の影響でADHDキッズの状態が左右されてしまうことはありませんか?環境が合わずに荒れてしまうと本人も周りも辛いですよね。環境に振り回されない力をつけるには脳の発達の段階をきちんと踏むと上手くいきますよ!

ADHDキッズは環境に左右される

 
 
ADHDタイプの子は環境にガンガンに左右されることをご存知ですか?
 
 
先生大好き!クラスメイト大好き!で、先生の配慮がうまい場合、比較的おとなしくお利口さんに毎日を過ごせます。
 
 
 
 
しかし周りにいる人の環境が変わった途端荒れるということがよくあります。
 
 
例えば幼稚園や保育園で優しい先生と自由な雰囲気な中で伸び伸びと楽しんでいた子が、小学校に入った途端荒れる…
 
 
学年が変わり担任の先生が変わった途端荒れる…
 
 
どう荒れるかといえば、お友達にちょっかいをかけたりクラスメイトに暴言を吐いたり少し嫌なことを言われただけで突き飛ばしたり…
 
 
そうすると、毎日学校から問題行動の電話がかかってくるようになってしまう原因にもなってしまいますよね。
 
 

環境が合わないとつらくなるのは本人だけじゃない

 
 
ADHDタイプの子が荒れる理由のひとつとして、自由を好むので行動を制限されるのが嫌、行動を押さえつけられるのが嫌という事があります
 
 
そして悪いことに怒られれば怒られるほど、彼らは反発し態度がどんどん悪くなってしまいます。
 
 
さらに学校で問題行動を起こす事をなんとか辞めさせたいと思い、お母さんは小言を繰り返してしまう…
 
 
 
 
そうすると家でも荒れてしまいます。
 
 
このように環境が変わるだけで、本人も含めみんなが振り回されてしまうという結果になってしまうのです。
 
 
ではどうやって解決すれば良いか、という事を次の章でお話ししますね。
 
 

順番が大事!脳の発達2ステップ

 
 

解決法は周りに振り回されず、環境の変化に耐えることができる力を付けてあげることです!

 
 
それにうってつけなのが、叱らないカナダ式発達科学コミュニケーションです。
 
 
ADHDタイプの子は行動面と感情面のコントロールを自分自信ですることが苦手なため問題が起こりやすいのですが、そこを脳を発達させることでコントロールできるようにしていきます。
 
 
脳の発達というと難しそうに聞こえますが、そんなには難しいことはありません。
 
 
 
 
発達の順番さえ守れば3ヶ月でお子さんの脳は発達し行動が落ち着いていきます。
 
 
今言ったように、発達の順番がとても重要になっていきますので順番通り解説していきますね。
 
 
まずは叱るのをやめます。
 
 
なぜ叱るのがそんなによくないのかといえば、叱られ過ぎた子どもの脳は萎縮するという研究結果も出ているくらいよくない状態だからです。
 
 
私たちは子どもたちの脳を萎縮させたいわけではなく発達させていきたいのです。
 
 
脳の発達に欠かせないのはポジティブな感情です。
 
 
だから叱らない肯定的な対応が必須です!
 
 
そして次は行動することで脳を発達させていきます。
 
 
ですから、カナダの子育てでは一般的に行われている肯定をしながら子どもを動かすことをしていきます。
 
 
すると脳が発達してきて行動も感情もコントロールできるようになっていくのです。
 
 
そうすると子どもたちは言われなくても、やってはいけないことをやらなくなったり、やるべきことを頑張れるようになっていきます。
 
 
感情面でイラっときても、感情を抑えることができるのでトラブルが激減します。
 
 
この状態まで脳が発達すればたとえ環境に恵まれなくても、環境に耐えられるだけの力がついてくるので学校でのトラブルは起こさなくなっていきます。
 
 
お子さんの環境に左右されない力をつけてあげたいお母さんはぜひこの順番を試してみてくださいね!
 
 
執筆者:梅村やよい
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
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