怒るADHDタイプ、海外子育てのお悩み解決のヒント!

海外子育て
海外に住んでいるとわからないことだらけ、特に発達に関する情報はなかなか見つけづらいものです。こちらに海外での発達のお悩み、相談先がわからない、凸凹キッズへのバイリンガル教育についての解決のヒントがあります。

凸凹キッズの海外子育て、お悩みあるある

個別相談にいらした海外子育てママによくある「あるある話」

 


「どこに相談したらいいのかわからない…」
「どっちかの言葉で統一すべきか悩んでいる…」です。

 

 

お悩み①
保健所や市などの相談窓口もあるかもしれないけど
どこに行けばいいのかわからない…

 


病院も発達外来なんて聞いたことないし、
そもそもかかりつけ医もいないから誰に言えば病院にたどり着けるかもわからない…

 

 

デイケアや学校に相談しても大丈夫!と言ってくれてるけど家では大変…

 

 

学校からデイケアから何を言われるわけでもないけどちゃんとやれてるのかな?

 

 

家では大変なんだけどみんなどうしてるんだろう…

 

 

ママ友に相談しても知ってる人いないし
そもそも言葉の壁があるから相談場所があったとして相談するのハードル高い…

 

 

お悩み②
言葉の問題

 

そもそも言葉が遅いのに二か国語を貫いていいんだろうか。

 

 

どっちの言葉も中途半端な気がする…

 

 

言葉が遅いのはバイリンガル環境のせいなのか、言葉が遅いのか判断がつかない。

 

 

私も同じことをずっと経験してきました。

 

探せばサポートはある!けれど、問題は山積み.

カナダの話にはなりますが、保健所も存在しますし
発達診断を受けられるクリニックもあります。

 

 

けれども待ちがとにかく長い!!!

 

 

保健所は行けばスクリーニングテスト(簡易検査)はしてくれます。

 

けれど言われるのは自分で小児科にかかって発達検査をしてもらってということ。

 

そしてなんとか小児科医にたどり着けたとしても
小児科医にかかれるのが数ヶ月先…。

 

そしてやっとのことで発達検査の予約ができたとしても待ちは2−3年…。

 

 

とにかくいばらの道なんです。

 

待ち時間が嫌ならプライベートという選択肢もありますが費用が高い!!
検査代だけで$4000前後。

 

 

この後のセラピーなどは自分で探さないといけませんし、探せたとしても相場は$150/1時間。

 

会社の保険でまかなえる時もありますが1年間全額ではないので
自費負担が相当大きいのがカナダの現状です。

 

 

私たちはお金持ちではなかったので数年待って診断を受けることができました。
その時息子は5歳でした。

 

凸凹キッズ海外子育てお悩み上位!バイリンガル子育てっていいの?

結論から言えばはっきりとした答えはありません。
ですが私は息子に日本語を話すことを強制することをやめました。

 

 

なぜなら彼にはSpeech delay(言語発達遅延)があったからです。

 

 

私は息子の言葉が出てこないことがずっと気になっていたので1歳の頃から
かかりつけのドクターに言葉の心配を訴えていました。

けれどもいつも言われていたのが「バイリンガルだから!」
「バイリンガルだから言葉が遅いんだよ!そのうち言葉は出てくるから大丈夫!

 

 

こんなことを言われ続け、結局5歳で受けられた発達検査で
ADHDSpeech delay(言語発達遅延)の結果が出ました。
この時、すでに言葉の発達は2歳遅れでした…。

 

 

立派に言葉の障害があったのですが
発見がバイリンガルだから遅れてしまったんです。

 

 

そして5歳から言語療法士さんについてもらいましたが
金額的に月に1回のセラピーが限界で2年間何も変わることはありませんでした。

 

 

そして判明したのが言語発達が遅い子はバイリンガル環境では
年齢が上がった時に専門書などの読解が難しいかもしれないという事実でした。

 

息子の悩みを解決したのは私でした。

結局のところ、全てが後手に回ってしまいサポートも受けられないまま
息子はちょっとしたことですぐに怒る、
意思疎通も難しい困り事だらけの男の子に育っていました。

 

 

この時すでに7歳。
我が家は立派に怒りの悪循環に入っていました。

 

 

だから私は行政にも病院にも頼れない!もう自分でなんとかしよう!

 

 

そう決めて発達科学コミュニケーションの受講を始めました。

 

 

そこから息子の怒り問題は解決し、言葉もどんどん発達し
定型発達の子の中でも上位になるくらいまで言葉は発達をしました。

 

 

学校ではトラブルを起こすことはいっさいなく、
小児科の先生にかかる必要もなく言語療法も受ける必要がなくなりました。

 

 

思えば初期費用だけで全てが完結したんです。

 

もし海外でうちの子、ADHDかも…。グレーゾーンかも…。

 

 

だけどどこに相談したらいいのかわからない…とお悩みの方は
この記事が何かを変えるきっかけになったら嬉しいです!

 

執筆者:梅村やよい
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)

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