感情的に怒るADHDキッズが落ち着く方法

叱らない子育て
感情的に怒るADHDキッズが怒らなくなる方法は会話の初めから褒めてあげることです。そうすることで全然いうことを聞いてくれず怒ってばかりいた子が話を聞いてくれるようになっていきます!それができるのはカナダの子育てのエッセンスを取り入れた発達科学コミュニケーションです

爆発するように怒る息子に叱りつけていた日々…

我が子は感情コントロールが苦手な注意欠陥多動性障害(ADHD)です。

 

 

感情コントロールが苦手なのですぐに怒るし、爆発するように怒る…

怖いのも苦手でアンパンマンすらクライマックスになると悲鳴をあげて逃げていました。

悲しい時はこの世の終わりのように泣き、かと思えばケロッと切り替え、親である私が彼に振り回されることもしばしばでした。

 

 

そして彼は不注意傾向が強いので

・話しかけても返事もしない

・片付けができない

・出したら出しっぱなし

・物の管理が極端に苦手

という傾向も強かったので私は息子に対して叱ってばかりでした。

 

 

「わかってる?」

「ちゃんとしなさい!」

「返事は?」

「話聞いてるの!!」

 

 

そして気がつくと息子は私の言うことを全然聞いてくれない、ちょっとしたことでものすごい怒りを爆発させる子になっていました…。

 

息子が怒る原因は私にあった…

息子が言うことを聞いてくれず些細なことで怒るようになり私は息子のことが手に負えなくなってきました…。

 

 

この頃にはお友達にも嫌なことがあると衝動的に手を出すようになっていたし、家の中では大暴れしてどうしようもなくなっていたんです。

 

 

そしてその時に知り合いから発達科学コミュニケーションの話を聞き、飛びつきました。

もう人の手を借りないとどうにもならない、そう思ったからです。

 

 

発コミュを始めて叱るのをやめたら息子の怒りが1−2ヶ月でスゥッと落ち着きました。

 

 

あんなに手こずっていたのにも関わらず肯定を入れただけで落ち着いたんです。

 

 

「え?」という驚きと共に気づいたのは
「息子が怒っていたのは私の叱りが原因だったんだ…」ということでした。

 

 

私が息子ができないことをガミガミ叱りつけていたからそれがストレスとなり息子を怒らせていたんです。

 

 

本来は息子は明るく優しい穏やかな子です。

 

 

ですが私が彼に叱ることでストレスを与え続けていたため、ADHDの衝動性も加わって息子は感情的に爆発するように怒る子になっていました。

 

 

怒るADHDキッズが落ち着くのはカナダの子育て法♪

ですが、発コミュを実施することで息子は落ち着き、我が家も穏やかになっていきました!

 

 

発コミュを実践しながら、カナダに住む私はカナダの子育ての研究をし見えてきたことがありました。

 

 

それは発コミュとカナダの子育てにはADHDキッズを伸ばす共通点がたくさんあるということでした。

 

 

カナダの子育ては必ず肯定の会話からスタートをします!

 

 

私はカナダで日本の子育てをしていたので注意から会話をスタートさせていました…。

 

 

それだけの違いなんだ…。

 

 

そう思ったのと同時にそれだけの違いがどれほど大きいのかも段々と実感してきました。

 

 

そういえばカナダの人は私を褒めてくれる!

「あなたのスカーフとっても素敵ね!」

「あなたはとても頑張り屋さんね!」

「あなたはとても優しい人ね!」

時に全く知らないおばあさんから
「Hey, seet heart」と声をかけられたりします。

 

 

褒められ慣れていない私は毎回びっくりしていましたが、この褒めがとても心地がいいんです。

 

 

それは子どもも一緒です。

 

 

いくら感情的に怒ってしまう子でも優しく褒められれば悪い気はしないし、いうことを聞く気持ちになっていきます。

 

 

なので大事なのはカナダでは一般的な肯定から始まる会話です。

 

 

これを心がければ感情的に怒ってしまうお子さんでも落ち着いてくれるはずです!

 

よければ参考にしてみてください!

執筆者:梅村やよい
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)

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