ADHDキッズ 毎日きょうだい喧嘩ばかりでうんざり…叱らない対応法でピタッとおさまる!

叱らない子育て
毎日きょうだい喧嘩ばかり…。しばらく見守ってみても、どんどんエスカレートして、お母さんのイライラも溜まり、「いい加減にしなさーい!!!!!」と叱ってしまっていませんか?子どもが怒りの感情をコントロールできるようになる「きょうだい喧嘩への叱らない対応法」をご紹介します!

毎日の激しい兄弟喧嘩でヘトヘト…

小1と年中の息子たち。

 

「ぼくがそのおもちゃ使うの!」

「ぼくがお母さんの隣に座る!」

「もう一緒に遊ばない!」

 

と毎日毎日喧嘩していて、もうヘトヘト…

 

 

「もういい加減にして!」

「自分がされたらどう思うの!」

 

と息子たちに負けないような大きな声で叱っていました。

 

特に、長男が小学校に入学したころは、そのストレスで次男に当たってしまい、暴力も増えて、次男の危険さえ感じるほどの激しい兄弟喧嘩に。

 

叱っても言い聞かせてもなくならない兄弟喧嘩に、どう対応すればいいのかわからず、途方に暮れていました。

 

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怒りの感情をコントロールできれば、きょうだい喧嘩はほぼゼロに!

 

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入学などの環境の変化でストレスがかかると、さらに感情コントロール力が下がり、きょうだいへの暴力が増えてしまいます。

 

このストレスを和らげることで、きょうだい喧嘩の根本にアプローチすることができます!

そのためには、普段から「肯定」すること。

 

 

笑顔で

「おはよう!」

「ごはん食べてるね」

「宿題してるね」

「そのアニメ面白いよね!」

と普段の行動を「お母さんは見てるよ」という安心感を与える声かけだけで、子どものストレスは緩和されていきます。

 

肯定でストレス発散和らぐと、怒りっぽさが落ち着くので、結果的に、きょうだい喧嘩が激減します!

 

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きょうだい喧嘩には叱らない!

 

肯定をすることで、きょうだい喧嘩が激減するとはいえ、きょうだい喧嘩になってしまうことはありますよね。

 

そうなった時の正しい対応は、「叱らない」ということ。

 

「叱らずにきょうだい喧嘩おさまるわけないでしょ!」と思いますよね。

私もそう思っていました。

 

叱らずにきょうだい喧嘩への正しい対応法ができると、その場のきょうだい喧嘩がおさまるだけではなく、今後のきょうだい喧嘩も減っていきますよ♪

 

例えば、お兄ちゃんが弟くんを攻撃してしまっている場合。

 

まずは弟をフォローします。

「痛かったね」

「〇〇が嫌だったね」

 

 

弟をフォローすることで、お兄ちゃんがさらに興奮してしまうようなら、少し離れたところに弟を避難させて、静かなところでフォローしましょう。

 

お兄ちゃんの方は、興奮して怒っている間は、特に対応しなくてOK。

 

脳が興奮状態なので、何を言っても頭に入らないだけではなく、声をかけることで、過度な刺激となり、感情がおさまるのにさらに時間がかかってしまいます。

きょうだい喧嘩がおさまってから必ずすること!

 

怒りがおさまったら、必ずすること。

 

それは、「肯定」

 

「落ち着けたね」と声をかけたり、背中を軽くさするようなスキンシップでもOK!

 

 

「自分で怒りを落ち着けられた!」いうポジティブな成功体験の記憶になるので、感情コントロール力があがり、今後のきょうだい喧嘩が激減していきます!

 

ぜひ試してみてくださいね♪

 

 

執筆者:大谷むつみ

(発達科学コミュニケーショントレーナー)

 

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