「外ではいい子」はなぜ外で頑張りすぎるのか?
外ではいい子なのに、家で暴れる子。
我が家の長男もそんなタイプでした。
小学校に入学後、おうち癇癪は激しくなり、母親である私や弟に対する暴力が増えてしまいました。
そんな息子を見て、
「小学校で一生懸命がんばっているんだな」
と応援する気持ちがありつつも、
「学校で、もう少しラクに過ごせたらいいのにな」
と思っていました。
外で頑張りすぎる背景には、ADHD×ASDグレーゾーンの特性で、
・不安を感じやすい
・自信がない
・完璧主義で、怒られたくない、失敗したくない
・ADHDの衝動性や不注意をカバーするために頑張りすぎてしまう
・自分の思いをうまく表現できず、ガマンしてしまう
といったことがあります。
脳の特性からくる行動なので、
「そんな頑張らなくてもいいよ」
と言っても、どうすれば頑張らずに過ごせるのかがわからず混乱してしまいます。
そんな子には、「叱らないカナダ式子育て」の肯定的な会話で、ストレスを和らげてあげることができます!
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おうち癇癪は子どもからのSOS!
外で頑張りすぎて、ストレスが溜まりやすいADHD×ASDグレーゾーンの子たち。
自分の感情をアウトプットすることも苦手な子が多いです。
そのため、本人も気づかないうちに、ストレスが溜まっていってしまいがち。
外でのストレスがおうちで爆発して、おうち癇癪を起こしてしまいます。
つまり、おうち癇癪は、ストレスが溜まりすぎて、限界を迎えた子どもからのSOS。
このSOSへの対応が遅れると、体調に支障をきたしてしまったり、「外ではいい子」の突然の登校渋り・不登校、といったことにつながってしまいます。
まだ発達の知識がなかった私は、息子に対する対応が完全に遅くなってしまい、息子はある朝、登校途中に嘔吐して、そこから不登校も経験することになってしまいました。
もっと早く私が対応していれば…という後悔は尽きませんが、そこから私が学び、実践し、親子で少しずつ成長してきました。
今では息子は、学校に復帰し、感情をことばで表現できるようになったので、おうち癇癪もゼロ!
そんな今があるのは、叱らないカナダ式子育てのおかげなんです。
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「叱らないカナダ式子育て」の肯定的な会話でおうち癇癪ゼロ!
外ではいい子の不安やストレスを和らげ、自信をつけることができるのが、「叱らないカナダ式子育て」の肯定的な会話。
脳が成長するのはポジティブな感情のとき、ということがわかっています。
外で頑張りすぎて、おうちではダラダラしていたり、癇癪を起こしたりと、問題行動が目立ってしまいがちなおうち癇癪キッズには、
できないところを叱るのではなく、できているところに注目します!
「おはよう!」と笑顔であいさつをするところから1日を始めて、
「ごはん食べてるね!」
「歯を磨いたんだね!」
「パジャマ脱げたね!」
と肯定的な会話をしていくことで、お母さんのコミュニケーションの力で、子どもをポジティブな感情にしていきましょう!
そうすると、脳がどんどん発達していくので、感情コントロール力がついて、おうち癇癪を根本からゼロにすることができるんです!
お母さんのコミュニケーションを少し変えるだけで、子どものおうち癇癪はゼロになり、家族みんなで穏やかな毎日を過ごすことができますよ♪
執筆者:大谷むつみ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)