おうち癇癪が激しくなると心配…
外ではお友達に優しくていい子なのに、おうち癇癪が激しかった息子。
小学生になり、体も大きくなってきた長男の激しい癇癪から、次男を守るのに必死でした。
そこでふと心配になったのが、
「この癇癪が学校でも出て、もしお友達を傷つけてしまったらどうしよう…」ということ。
他害はされる側もする側も辛く、深刻な問題ですよね。
自分の子どもがもし他害する側になってしまったら?
想像するだけで、怖くなってしまいました。
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外で癇癪を起こす子とおうち癇癪を起こす子はタイプが違う
注意欠陥/多動性障害(ADHD)×自閉スペクトラム症(ASD)キッズは、その特性から癇癪を起こしやすいですが、
実は、外で癇癪を起こす子と、おうち癇癪を起こす子では、タイプが違うんです。
外で癇癪を起こす子は、ADHD傾向が強い子。
衝動性が強いため、お友達と遊んでいて、気に入らないことがあると、バーンと怒ってしまうため、他害につながってしまいます。
一方、家で癇癪を起こす子は、ASD傾向が強い子。
不安を感じやすく、叱られたり失敗したりすることを恐れるので、外で頑張りすぎて、ストレスが溜まってしまいます。
そして、そのストレスが家で爆発しておうち癇癪を起こしてしまいます。
このように、タイプによって原因が癇癪の原因が違うため、おうち癇癪キッズが『他害』をするようになる可能性はほとんどありません。
とはいえ、毎日おうち癇癪を起こしている状態は、なんとかしたいですよね。
外でのストレスが原因で起こってしまうおうち癇癪をゼロにする「叱らないカナダ式子育て」をご紹介します!
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「叱らないカナダ式子育て」の肯定的な会話でおうち癇癪ゼロ!
外でストレスが溜まりやすく、おうち癇癪を起こしてしまう、ASD傾向が強めの子には、ストレスを緩和する関わりが大切です!
おうちでは「いい子スイッチ」オフなので、やるべきことをなかなかしなかったり、ちょっと何か言うと癇癪を起こしたりと叱りたくなる場面も多くなりがちですが、
叱られることでストレスが溜まり、さらにおうち癇癪を悪化させてしまいます。
「叱らないカナダ式子育て」では、できているところに注目して、肯定的な声かけをたくさんしていくので、子どものストレスがスッと和らいでいきます。
「歯磨きしてるんだね!」
「お母さんもそう思うよ!」
「お手伝いありがとう!」
お母さんのコミュニケーションを少し変えるだけで、おうち癇癪も落ち着いていきますよ♪
執筆者:大谷むつみ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)