勉強をしない子どものやる気がアップする!ADHD×ASDキッズが思わず動き出す魔法の枕詞

叱らない子育て
遊んでばかりで勉強をしない子どもに、イライラしてつい叱ってしまって、子どもも癇癪を起こしてしまう…そんな毎日を送っているママに試してほしい!やってほしいことの前に加えるだけで子どもの行動が変わる、魔法の枕詞を3つご紹介します!

勉強をしない子どもをつい叱ってしまう

 

学校から帰ったら、すぐにゲームや動画に夢中になって、いくら言っても勉強をし始めない。

 

「これ終わったらやる!」
「ごはん食べてからやる!」
「やっぱ、お風呂上がってからやる!」

「あー、もう眠くてできない…」

 

そうやって勉強を後回しにする息子に対して、

 

「それ終わったらやるって言ったでしょ!」
「ほら、先にやった方がいいって言ったやん!」

 

と叱ってしまって親子バトル…。そんな毎日を過ごしていました。

 

 

ただ指示するだけではなかなか動き出せない、注意欠陥/多動性障害(ADHD)×自閉スペクトラム症(ASD)キッズには、指示する前にやる気を引き出す魔法の枕詞をつけるのが効果的!

 

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ADHD×ASDキッズがなかなか勉強をしないのはなぜ?

 

自分からさっと勉強してくれたらいいのに…親としては、そう思ってしまいますが、

 

ADHD×ASDキッズが勉強をしないのは、怠けているのではなく、脳の特性により、「どうしてもやる気が出ない」可能性があります。

 

 

そのため、本人の意志でコントロールするのが難しいにもかかわらず、叱られてしまうと、どんどん自信を失い、「勉強が嫌い」になって、悪循環に陥ってしまいます。

 

ADHD×ASDキッズは、大好きなことに没頭できるパワーを持っている一方、その大好きなことに「過集中」してしまい、勉強などの他のことをするのが難しくなることがあります。

 

また、行動の切り替えが苦手。特に、大好きな遊びから、勉強という興味のないことへ切り替えるのは、かなりハードルが高くなってしまいます。

 

さらに、感覚過敏や不安を感じやすいといった特性から、学校や園で頑張りすぎて疲労とストレスが溜まってしまい、家では勉強に取り組むパワーがもう残っていない、といった子も多いです。

 

「家に帰ったらまず宿題!」と思ってしまいますが、一旦好きなことに没頭してストレスを軽減してから、魔法の枕詞で勉強に切り替えさせる、というパターンにも挑戦してみませんか?

 

 

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勉強をしない子どもが思わず動き出す!魔法の枕詞

 

子どもの行動が一瞬区切れるタイミングを見計らって、
子どもの近くで「〇〇くん/ちゃん」と優しく声をかけてから、魔法の枕詞を使ってみましょう!

 

できるかどうかは別として

 

完璧主義で「できないからやらない!」の思考が強いADHD×ASDキッズ。できなくてもいいのか、とハードルが下がり取り組みやすくなる枕詞です。

 

(例)できるかどうかは別として、算数1ページだけ、ごはんまでに終わらせちゃおう♪

 

たぶんできると思うんだけど

 

簡単なのかな?自分にもできるのかな?とハードルをぐっと下げる魔法の言葉です。

 

(例)たぶんできると思うんだけど、ごはんまであと15分あるから、算数の宿題終わらせちゃわない?

 

これできたらすごいっていうやつ言っていい?

 

ADHD×ASDタイプの子の「衝動性」をうまく使って、ゲーム感覚でやる気にさせたい時に効果的です。

 

(例)これできたらすごいってやつ言っていい?ごはんまでに算数終わったら、めっちゃすごくない?!

 

 

一瞬でもやる気を見せたら、勉強の準備はお母さんが手伝ってしまってOK!ささっと勉強に向かえるように、さりげなくサポートしましょう!

 

やりたくないことは後回しにしたくなるADHD×ASDキッズ。

 

「できなくてもいいのか。じゃあやってみようかな。」
「お母さんができるって言っているなら、自分にもできるかも!」
「これできたらすごいの!?絶対クリアするぞ!」

という気持ちが起こりやすくなります。

 

やる気さえ出てしまえば、できちゃうことも多いADHD×ASDキッズ。

 

「本当にできちゃった!」
成功体験を積み重ねることで、勉強へのハードルが下がり、自分からできるようになってきます。

 

魔法の枕詞、ぜひ試してみてくださいね♪

 

執筆者:大谷むつみ

(発達科学コミュニケーショントレーナー)

 

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