ADHDって、結局どんな特性なの?
「うちの子、なんでこんなに落ち着かないの…?」
「話を聞いてくれない」「忘れ物ばっかり」「感情の起伏が激しい」
そんな日々の中で、
「私の育て方が悪いのかも…」と胸がギュッと痛むこと、ありませんか?
だけどね、それ、“ママのせい”ではありません。
もしかしたら、それは ADHD(注意欠如多動症) という「脳の特性」かもしれません

ADHDの3つの特徴を知ろう
ADHDには主に3つの特徴があります。
- 不注意(集中しづらい)
- 多動(じっとしていられない)
- 衝動性(思いついたらすぐ行動してしまう)
すべてが当てはまる子もいれば、
1〜2つだけ強く出る子もいます。
不注意タイプの子に見られるサイン
例えば、うちの息子の場合は「不注意」が強め。
- 話をしても聞こえていない
- テレビがつくと一瞬でロックオン
- 忘れ物がとにかく多い
- ゴミを捨て忘れる
- 勉強や食事に集中できない(よくこぼす)
- 興味のあることには“過集中”になる
気が散りやすく、集中力が続かないのが特徴です。
多動・衝動タイプの子に見られるサイン
多動の子はいわゆる、落ち着きがない子。
ずっと体を動かしている。
おしゃべりが止まらない“お口の多動”タイプの子もいます。
中には“頭の多動“の子もいます。
考えが止まらず、思考が次々に浮かんでコントロールしにくい状態。
そのため不注意傾向があると、頭の中の思考に気を取られて
「今ここ」に集中するのがとても難しいんです。
そして、衝動性が強い子は
- カーッとなると手が出る
- 思いついたらすぐに行動してしまう
- 友達を見つけたら車道に飛び出す
- スーパーで気になるものを触ってしまう
などの行動が出やすいです。
これらは「脳の凸凹」が関係しています。
本人達からすると無意識の行動なんです。
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小学生のママさんには絶対に読んでもらいたい書籍です!
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感情コントロール脳を育てよう
この悪循環を断ち切るカギは、「感情コントロール脳」を育てること。
実はこれは、ママの「肯定の言葉」で育てることができます。
子どもが失敗したときも、「なんでできないの!」ではなく
「すごいね!頑張ったね!できなくて悲しいね…」と優しく声をかけるだけで、
子どもの反応は少しずつ変わっていきます。
私の息子も以前はすぐに怒って暴れていたけれど、今では怒ることはほとんどありません!
ママの関わり方ひとつで、子どもの未来は本当に変わります♪
今日からできる小さなステップ3つ
- 子どもの行動を「困った」ではなく「個性」として見てみる
- できたことを一言でも「ありがとう」「できたね」と伝える
- ママが疲れたらーー
子どもの安全を確認できるなら、少し離れてリラックス時間を取りましょう
あなたはもう十分がんばっています。
ADHDは「欠点」ではなく「個性の設計図」。
子どもたちは、その凸凹の中にキラッと光る才能を持っています。
ママが変われば子どもは変わる
今日も少しずつ、一緒に進んでいきましょう。
執筆者:梅村やよい
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)



