叱らない子育ては外国製
「叱らない子育て」という言葉が広まり始めたのは、2010年頃です。
とGoogle先生は言っています。
まだまだ新しい子育ての概念なんです。
ですが北米やヨーロッパでは叱らない子育ては一般的です。
日本の本来の子育ての文化は「しつけ」ですから、
真逆の子育て法が海外から入ってきたんです。それが2010年ごろになります。
「子どもはしつけて育てるのが当たり前」
「きちんとしつけていないから!」
なんて時代錯誤な言葉はまだまだ飛び交っています。
だけど叱っちゃいけない!矛盾しているんです…。
「しつけ」文化がベースにありきの叱らない子育ては苦痛…
『叱らない子育て』は一般常識になりつつある今、
『叱らない子育て』ができているママは実際どれくらいいるのでしょうか?
私の元に来られるママ達は『叱らない子育て』をしたくてもできない…。
本当は叱らない方がいいってわかっているのに
子どもの悪い行動ばかり目について叱らずにはいられない…とご自分を
責めて苦しんでいる方が多いのが現状です。
ですが、それはある意味当然なんです。
私たちがよ〜く知っている「しつけ」とはできないところを指摘する
直そうとする子育て法です。
この方法で私たちは家でも学校でも育てられています。
だから私たちは子ども達のそして自分自身のできないところばっかりに
目がいってしまう。
できないところを見れば誰だって直したくなりますよね?
できないところを見ながら、叱らないのは苦痛以外のなにものでもありません。
だから叱らないために変えるべきなのはお子さんを見るポイントなんです!
カナダ人から学ぶ「肯定」するための視点!
カナダの人は私たちと見る視点が違います。
まず肯定できるできている部分を先に見る習慣があるんです。
社会全体が肯定的な会話からスタートが一般的なのがカナダの社会です。
英会話でもお馴染みの「How are you?」は実際よく使います。
そして返す答えは「I’m Good! Thank you!How are you?」
そうすると「I’m Good too!」もう会話の始まりから違いますよね?
道を歩いていても知らない人に突然「あなたのジャケット素敵ね!」
と声をかけられることもあります。
カナダの人は人のいいところに先に目が行く習慣があり
いいと感じたらすぐに褒める習慣もあるんです。
習慣からして違うんですね!
子どもにも同じです。もしも子どもが何かしてもまず子どもを肯定します。
そしてだけどねとよくない部分を伝えることをします。
そうすると子ども達はママの言うことを素直に受け入れます。
常にママが自分のできているところを見てくれて褒めてくれるわけですから
当然親子関係もいいわけです。
何か指示を出す時も必ず肯定から始めます。
だから子ども達が気持ちよく言うことを聞いて動いてくれる。
これが叱らないカナダの子育てなんです!
いかがですか?叱るのを我慢するのではなく叱らなくてもいい子育てが
カナダの子育て法を取り入れればできるんです!
カナダ式発達科学コミュニケーションでは怒りの悪循環から抜け出し
叱らない好循環を作り出します。
お子さんとの怒りの悪循環にお悩みの方は是非ともご相談くださいね♪
執筆者:梅村やよい
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)