先生たちは勤務時間内に
授業の準備をする時間はほとんどない状況。
そんな中
発達のことを専門的に勉強する余裕は
もっとありません!
もちろん
「目の前で困っている子
お家の人をなんとかしてあげたい!」
という思いはあるので
周りの先生に相談して
支援の仕方を教えてもらって
やってみて…
の繰り返しで少しずつ引き出しを増やしてきました。
そういった積み重ねは大事ですが
その子に合った対応を見つけるまでの時間
もったいないと思いませんか?
たくさんのサポートのパターンを
知っている先生もいるし
そうでない先生もいます。
発達のことに詳しい先生もいれば
国語を教えるのが得意な先生もいます。
子どもに合ったサポートが得られないまま
時間が過ぎてしまうのは、
ママも子どもも先生も辛いですよね。
だったら!
ママがわが子の専門家になってみませんか?(^^)
このタイミングで声をかけるとうまくいく。
このパターンだと落ち着く。
またはその反対も…。
よいといわれている声かけも
その子に届く伝え方はそれぞれ違ったりします。
例えば
授業中に立ち歩き
なかなか席に戻れない子がいるとします。
「座ってね」と言っても座れないけれど
「時計の針がいくつになったら座る?」
と聞いて、自分で決めると
席に戻れることがあります。
廊下に出て気分転換したら
また頑張れる子もいます。
お家の中で
どんな声かけなら子どもが動きやすくなるか
切り替えられるか
ママが見つけて先生に共有することで
先生も支援のヒントが見つかります。
不要に叱られることを減らすこともできるし
先生が悩む時間を減らせます。
うまくいく声かけを見つけるポイントは
「できているとき」に注目すること!
「できた状況」と「できていない状況」
再現したいのは「できた状況」ですよね!
「今落ち着いて宿題しているなぁ〜」
「今日は朝の支度がスムーズだったな」
そんなとき、ママはどんな声かけをしたのか?
そんな環境だったのか?
観察して
「うまくいくパターン」をストックしてみてくださいね!