勉強嫌いと学校トラブルの関係

授業中の立ち歩き

学校は
過ごす時間のほとんどが
「勉強」の時間です。

もちろん
体育や図工
音楽などの実技の教科では
体を動かしますし
休み時間もあります。


ずっと机に向かっているわけでは
ありませんが
そもそも自由に過ごせる時間というのは
あまりありません。

1時間の授業の中でも
今日取り組む課題が決まっていて
それを毎時間積み重ねていくことで
学習が進んでいきます。

これは「当たり前」のことですし
私たち大人もほとんどの人が
やってきたことかもしれませんが

改めて子どもの立場になって
想像してみると
けっこうツラくないですか??笑

なのでね…
子どもたちは
学校に行って帰ってくるだけで
もう十分すぎるくらい頑張っている!

大きな花丸なんです!

そんな毎日の中で

・先生の言ってることがよくわからない
・みんなと同じように計算ができない
・先生に指名されて答えられない
・テストでよくない点数ばかり…

といった勉強で困ることや
自信をなくしてしまうことが続くと
すでにその時点で学校はしんどい場所です。

そして、そこにADHDタイプの
行動や感情のコントロールが
苦手な特性が合わさると


・授業中に勝手に立ち歩く
・お絵描きや工作など他のことをして紛らわす
・となりの席の子にちょっかいを出す
・先生の話に口をはさむ


といった
なんとかその場をしのいだり
気を紛らわせたりする行動に出ます。

当然、周りの迷惑や
ルールから外れる行動は
注意される対象に。

先生だけでなく
お友達からも注意されてしまい
ネガティブな経験が
どんどん積み重なり

暴言や暴力などの
さらに激しい困った行動へと
よくない進化をしてしまいます。

周りから見たら
手がつけられない
問題児状態かもしれませんが
子どもからのSOSなんです。

じゃぁお家でどうするか?


「授業についていけるように
 お家でも勉強して自信をつけよう!」


と思った方は
いったんその考えは置いておいてください。


「子どものために
 なんとか家でサポートしたい!」

その思いはとってもよくわかります!

そんな思いでいるから
この記事を読んでくださっていると思うのですが

苦手な勉強で自信を回復するのは
時間がかかります。


勉強にかかわらず
苦手なことをたくさん練習して
克服しようとする常識を
一度捨ててみてほしいんです。


今すぐに始めてほしいのは
できていることを認めてあげること。

注意されてしまう量よりも
肯定される量を増やすことなんです。

・朝ごはん食べたね!
・着替えたんだね~!
・ゲーム楽しそうだね!
・この字、めっちゃ丁寧だね!


ママと先生が協力して
家でも学校でも「いいね!」をしてあげて

「ぼくはここにいていいんだ」
という居場所を作ってあげてくださいね。

▼肯定のテクニックは
こちらの電子書籍でも詳しく紹介しています。
https://www.agentmail.jp/lp/r/15964/136341/

 

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