立ち歩く子が自分で席に戻れるようになった非常識なストーリー

先生との連携

今日は小学校の教員としての実践から
授業中の立ち歩きや
トラブルが減ったエピソードを
紹介しますね!

 

教員のとき
受け持っていた子に
授業中に違うことをしていたり
立ち歩いたりしてしまう子がいました。

 

授業中のルールを守ってもらうことは
クラスみんなの学びの時間を
保証にするためには
必要なことなのですが

一方で
授業に集中すること自体が苦手な子
「集中しなさい!」といっても
「また叱られてしまった」
というネガティブな記憶
積み重ねてしまうだけなんですよね。

どうしたら褒める場面を作れるか??

考えた結果、
私はその子に立ち歩きをOKにしました!

もちろん
好き勝手することを
OKにしたわけではありません。

 

・許可を得てから動くこと
・戻ってくる時間を決めること

 

この2つを約束しました。

 

そうしたらその子は私のところに来て

「ちょっと廊下に出ます。
 ◯時に戻ってきます!」 

と言って
ちゃんとその時間には戻り
授業に参加できるんです!

 

「席を立ちたいことを伝えられたね!」
「決めた時間に戻れたね!」
と、2回もほめる場面が作れます。

 

もちろん
うまくいく日ばかりではありませんが
笑顔で合図をすると
思い出して言いにこれるので
「思い出せたね!」とひとこと。

 

ちなみに息子も
同じような対応をしてもらい
叱られるより
ほめてもらう機会を
増やしてもらっていました。

 

クラスみんなに対して
できていることを
ほめてあげていれば
「どうしてあの子だけ?」
とはなりにくいです。

 

先生とは
「ルールを守りなさい!」ではなく
ルールを守れる工夫を見つける視点で
作戦会議ができるといいですね!

 

このような個別の対応を
受け入れてもらえるかは
学校やクラスの状況に
よってできること
できないことがあります

そもそも対応を考えてくれる
ハードルを下げるのは
ママと先生の信頼関係です。

先生を親子の味方にして
子どもが笑顔で過ごせる時間を
協力して作っていってくださいね!

 

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