今日は私がそんなしんどい子育てから
抜け出したストーリーをお伝えします。
1番のポイントは
「常識よりも子どもが伸びる方を選ぶ」
という子育ての軸が持てたことです。
息子は幼稚園のころから衝動性が強く
後をついてまわるのに大忙し!
大変だけど
好奇心旺盛でいいことだと
ポジティブに受け止めていましたが
悩まされたのは
お友達へ手が出てしまうことでした。
小学校に入学して
その困りごとはエスカレート。
連日やらかしてくる
息子のトラブル報告を受け
相手の保護者に電話でお詫びする日々。
クラスの子に会うと
「この間こんなことされたんだよ!!」
と必ず言われ
「息子のことをよく思ってくれる人はいないんだろうか…」
と不安で悲しくなりました。
当時の私がしたことはとにかく学ぶことでした。
小学校の教員をしていたくらいなので
自分自身が知識を身に付け
子どもを上手に伸ばしてあげたい
という思いは、息子の特性にかかわらず
ずっともっていました。
育児本を読んだり
講座やセミナーに参加して
実践してみたり…
ということをたくさんしてきました。
知識やテクニックを
仕入れてはやってみるのですが
何かあるごとにネット検索。
いつも解決策を探して回りました。
だけど現実は
こんなにがんばっているのに
悪くはならないもののよくはならない。
もっと根本から理解したい。
子育ての軸になるものがほしい。
そんな思いで
脳科学にもとづいたコミュニケーションで
子どもを発達させる
「発コミュ」の受講をスタート。
ここでひとつひとつ
常識を手放していったんです!
それまでの私は
「子育ての正解」を探し
情報を集めまくっていました。
だけど
「わが子にとっての正解」が
書かれている本なんて
どこにもありません。
世の中で言われている正しい方法よりも
今、目の前の息子に合った対応を選べるようになったことで
息子は落ち着いていき
私も子育てが楽しめるようになりました。
例えば毎日親子の頭を悩ませる宿題。
親子バトルになってまで
やらせるものではない。
たった3問でもできたらOK!
とハードルを下げまくったことで
自分からやる日が出てきたんです。
そんな小さな変化を
積み重ねていくことは
何より私の自信になりました。
もちろん
特性がなくなるわけではないですし
環境の変化や成長したがゆえに
出てくる困りごともあります。
ですが
この軸があるので
立て直すことができるんです
先生たちとの面談も
一方的に課題を告げられたり
ただのお悩み相談になってしまったり
ということはなく
「こんなふうにしていきたい」
という思いを持った上で
先生といしょに
学校と家庭でできることをすり合わせて
いっしょになって子どもを伸ばしていく
チームでの対応ができています!