学校でトラブルばかりのクラスの問題児が別人のように落ち着いたストーリー

先生との連携

小学校に入学してトラブルの連続

 

私の息子は小学校に入学してすぐ、周囲とのトラブルが絶えませんでした。

 

 

・友達に手が出る

・立ち歩く

・教室を脱走する

・授業を妨害する

 

 

このような行動を繰り返し、気づけば「クラスの問題児」と呼ばれる存在に…。

 

 

放課後、クラスの子どもたちに会うたびに、

「〇〇くん(息子)、今日またこんなことしてたよ!」
「この間、叩かれたの!」

と報告される日々。親として胸が締めつけられる思いでした。

 

 

 

 

クラスの問題児のレッテルを貼られた息子

 

そんなある日、クラスの子たちから「息子がハサミで危険なことをしていた。」と聞きました。

 

 

心配になり、先生に事実確認の電話をすると、

「そんなことはしてないです!子どもたちの間で話が誇張されているようです。」

と言われました。

 

 

息子は「トラブルを起こす子」として見られており、何気ない行動すらネガティブに受け取られてしまう状況だったのです。

 

 

クラスの子たちがそう感じるのも無理はありません。けれども、親としては息子のよい部分も見てもらいたい、なんとかしてあげたいという思いが強くなった出来事でした。

 

 

 

 

「変わるチャンス」をつかむために動いたこと

 

このままでは、息子のまわりの環境も、息子自身も変わらない。だから私は決めました。

 

 

「4月のクラス替えを、息子が変わるチャンスにしよう」

 

 

何もせずに環境が変わることを期待するだけでは、また同じことの繰り返し。

 

 

そこで、私は3学期のうちに先生と面談し、「褒められるスタートを切れる新年度」を作る作戦を立てました。

 

▼元教員が先生との連携のコツをご紹介

 

 

 

先生との連携が生んだ息子のミラクルチェンジ

 

先生との作戦会議のおかげで、新しい担任の先生にしっかりと息子の情報を引き継いでもらうことができました。

 

 

初日に褒めてもらう内容も、具体的に決めておきました。

 

 

これが大成功!

 

 

トラブルなく新学期を迎え、その後も安定した日々を送ることができたのです。

 

 

これまでの1年間の悩みが嘘のように、落ち着いた学校生活を送る息子。

 

 

クラスの問題児を卒業し、「今までの苦労はなんだったんだろう?」そう思うほどの変化が訪れました。

 

 

環境が変わるのを待つのではなく、親である私が動くことで子どもが変わるきっかけになるのだと実感しました。

 

 

「学校でのことは家では対応が難しい」と感じることもあるかもしれません。ですが、親ができることはあります。

 

 

その一つが、先生といっしょに子どもを肯定する場面を作り出していくことです。

 

 

子どものよい姿をこまめに共有し、家でも学校でも伸ばせる環境を、ママが作ってあげてくださいね!

 

 

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