前回は学校でのトラブルから
卒業するためには
脳を伸ばすことが大事
ということをお伝えしました。
今日は
脳を伸ばす2つのポイントのうち
「どうしてママの声かけで
子どもに行動させることで
脳が発達していくのか?」
について書いていきます。
「脳が発達する」
というのは
「脳の中でネットワークが伸びていく」
ということです。
行動し
「できた!」「わかった!」
という経験を積むことで
ネットワークは伸びていきます。
体を動かすことは
脳の中で木の幹のような役割があり
見る力や聞く力、
伝える力、考える力など、
脳のいろいろな場所に
ネットワークが伸びやすくなっているんです。
なので、行動をすることで
脳全体が活性化され
ネットワークが伸びていきやすくなります。
ここでいう「行動」とは
運動とは限りません。
話す、書くなども行動です。
頭の中で考えているだけでは
脳は伸びにくく
行動することがで
よりネットワークが伸びていきます。
例えば
新しいレシピで
料理をしようとしたときを
レシピを見て頭の中で考えているときも
実際に調理しているときのほうが
脳が発達しているんです。
材料を包丁で切るときは
手を動かしますが
どんな薄さに切るか
目で見て調整します。
薄く切るときには慣れていない人は
慎重さも必要です。
お鍋がぐつぐつ沸いている様子を
耳からの情報で気づくこともあります。
できあがったがった料理を
味見するときは舌で味を感じます。
夕飯に出すのであれば
時間を逆算したり
他の料理と同時に
温かい状態で出せるよう
ダンドリも考えます。
こんなふうに
行動することでいろいろな感覚や
脳の場所を使っているんです。
そして、出した料理を
家族に「おいしい!」
と言ってもらえたらうれしくなり
「またやろう!」
という気持ちになりますよね。
こんなふうに
子どもを行動させて
「できた!」という経験を
ママの声かけで作ってあげることで
子どもの行動量が増え
脳がどんどん伸びていくんです。
脳は筋トレのように
使えば使うほどネットワークが伸びて
どんどん太くなっていきます。
次回も続きをお話していきます!
今日はここまでです(^^)