この1年、学校トラブルが解決しなかったのはなぜ?

学校トラブル

頑張ってるのに減らない学校トラブル

この1年、学校でトラブルを起こしてくるわが子のために
先生に相談したり
相手のお家に謝罪の電話をしたり
自分自身のかかわり方を変えてみたり…と

このしんどい日々から抜け出したい!
という思いでいろんなことを試して
頑張ってきたと思います。

 

 

それなのに、
また先生から電話がかかってくる。
クラスの子に会うとわが子の悪事を報告される。

 

 

どうすればトラブルがなくなるのか。
誰が解決策を知っているのか。
自分の育て方のせいなのか…

 

 

この堂々巡りで不安になりますよね。
以前の私もそうでした。

 

 

しつけではよくならないADHDキッズ

トラブルが減っていかない理由の1つに
ADHDタイプの子には一般的に通用する
「しつけ」が通用しないということがあります。

 

 

「言い聞かせればわかるはず。」
「きつく叱ればこりてもうやらなくなるはず。」

 

 

そう思って心を鬼にして叱ってきたけど
全然よくならないどころか
悪化した経験はありませんか?

 

 

ADHDの子は
行動のコントロールに苦手さがあります。

 

・思い立ったら今やりたい!
・気づいたら手が出ていた。
・じっとしてるのがしんどい。

 

ブレーキとアクセルがアンバランスです。

 

 

子どもたちは
やってはいけないことを
理解していないのではなく
わかっているけど止められなくて
困っています。

 

 

だから
叱られ、言い聞かせられるほどに
「また叱られた」
「ボクはダメな子」
という体験を積んでしまっているます

 

 

ママや先生がぴしゃりと
「やめなさい!」
と言って止まれるなら
お互いこんなに苦労していないんです。

 

 

とにかく
一筋縄ではいかないんです。

望んでないのに
ハイレベルな子育て
なんです。

 

 

だから
ママのせいでも
育て方のせいでも
ありません。

 

 

困りごとが起きていないときに目を向ける

ではどうするか?

 

 

叱って言い聞かせる方法が
うまくいかないのならば
それはサッサと捨てましょう!

 

 

ポイントは
「困りごとがないとき」
にどんな声かけをするかです。

 

 

トラブルが起きたときに
なんとかしようとしても
よくない出来事に注目した
対応になってしまうからです。

 

 

記憶は行動に影響します。

 

・今すでにできていること
・うまくいったこと
・落ち着いて過ごしている瞬間

 

こんな場面に
「いいね!」をしてあげるママの声かけが
小さな成功の記憶になり
行動として定着していきます。

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