学校でトラブルになる子にとって新年度は再スタートのチャンス!
2月に入り、今年度も残すところあと少し。
この1年、学校でのトラブル続きであちこちに謝ってきたママとしてはなんとか大きなトラブルだけは起こさず残りを終えてほしい。
4月に先生や環境が変わるのをきっかけにいい方向に向くといいなぁ…。
と思っているのではないでしょうか。
私には注意欠陥多動性障害(ADHD)の息子がいます。
学校で問題を起こしてしまうことがありましたが、担任の先生に息子の特性を理解して対応してもらっていただけに、進級して先生が変わるのがとても心配でした。
学校では新年度になると前担任から新担任へ子どもの様子が引き継がれますが、私は3学期のうちに先生と連携しておいたことで、子どもがよいスタートを切ることができ、トラブルメーカーから卒業することができました!
こんな私の子育ての経験と元小学校の教員の視点から、進級前のこの時期の先生との協力の仕方を紹介します!
3学期中に動くことがオススメなワケ
確実に情報を引き継いでもらいやすくなる
新学期になってからではなく、3学期中に連携をしておくとよいのには理由があります。
先生たちも新学期はドキドキ、そして超忙しいんです!
新年度に向けての準備は、3学期のうちから始まります。
新体制がスタートする4月1日からは目まぐるしい速さで始業式に子どもたちを迎える準備をしていきます。
一度にいろいろな情報を扱うこの時期なので、正直余裕はありません・・・。
新しく異動してきた先生であればなおさらです。
なので、「確実に次の担任に伝えてほしい。」と思うことは、3学期のうちに現担任にしっかりお願いしておいた方がいろいろな情報に埋もれずに確実に引き継いでもらいやすくなります。
先生と子どもの信頼関係が作りやすくなる
親として4月に最優先したいのは先生と子どもの信頼関係を築くこと。
信頼している人の言葉は耳に届きやすくなりますし、反対に1年のスタートで先生によい印象がもてないと、この先不安になりますよね。
そして先生たちも4月は子どもたちとの信頼関係を作ろうと力を注ぎます。
手探りな中でも、事前に「こうするとうまくいく」という対応がわかっていると、先生も安心してスタートすることができます。
4月を笑顔でスタートする連携のコツ
どのようなことを先生に伝えるとよいのか?具体的な方法を紹介します!
ポイントは子どもの特性だけでなく「このように対応してほしい」ということを具体的にお願いすることです。
私の場合は面談の場を作っていただきました。
年度末は超多忙なのを知っているので感謝しかありません。
お願いした内容は2つです。
今年対応していただいてよかった点を伝え、来年度も同じ対応をお願いする。
息子の場合はみんなと違う活動を許容してもらっていたことで落ち着いて過ごせることもあったので、担任が変わってそれがNGになると混乱したり反発したりするのではないかと考えました。
また、できているところに目を向けてくださる先生だったので、感謝とともに来年度もそれを続けていただきたいとお願いしました。
先生によって考え方や得意な関わり方の違いはありますが、今年度うまくいっている方法があれば、4月のスタートの時点では同じ対応をお願いしておくと変化による混乱を防ぐことができます。
始業式の日に褒めてほしいことを共有する。
よいスタートを切るために、「これができたら褒めてほしい。」ということを事前に伝えてもらいました。
ポイントは「絶対にできること」にすること。
息子の場合は大きな声で挨拶ができる子だったので、新しい先生に挨拶ができたら褒めてもらえるよう伝えてもらい、できたら先生からサインをもらうことで、帰宅してからもダブルで褒めることに成功しました。
このような連携で初日から褒めてもらうことができ、先生ともよい関係を築くことができたので、息子はあっさりクラスのトラブルメーカーを卒業することができました!
先生にお願いをするときは、一方的な「要求」ではなく、「子どもがよいスタートを切るために協力してもらいたい。」という気持ちを伝えると、先生にも受け入れてもらいやすくなります。
お母さんが動くことで、学校でのネガティブな経験を減らすことができます。
「先生忙しいかな?」と遠慮してしまう気持ちもあるかもしれないですが、上手に伝えることで先生にとってもメリットがあるので、4月によいスタートを切れるよう相談してみてくださいね!
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