担任ガチャに振り回されない! 学校でトラブルになりがちなADHDの子が落ち着いて過ごせるようになるママの対応

先生との連携

新年度が近づくと気になるのが新しい担任の先生。「担任ガチャ」という言葉もあるくらい、どんな先生に当たるかで1年の過ごし方が変わるように感じているかもしれません。この記事では元教員とADHDの子育ての経験+脳科学の視点から、担任の先生次第にならない、お家でできるママの対応を紹介します!

 

新年度が不安…「担任ガチャ」に振り回されていませんか?

 

新年度が近づくと、「今年の担任の先生はどんな人?」と気になりますよね。  

 

 

✔ 厳しい先生だったら、うちの子が叱られてばかりにならないか心配…  

✔ 先生によって対応が違うから、去年はうまくいったのに今年はどうなるかわからない…  

✔ 家庭が大事なのはわかるけど、学校でのことはママが直接対応できないし…  

 

 

特に、学校でトラブルを起こしがちなADHDの傾向がある子どもを育てているママにとって、先生の理解度や対応はとても重要。  

 

 

「担任ガチャ」なんて言葉があるくらい、どんな先生に当たるかで1年の過ごし方が変わるように感じているかもしれません。

 

 

ですが、実は「お家でのかかわり方」を軸に学校での困りごとを解決する意識をもつことで、子どもが学校でスムーズに過ごせる可能性がグッと上がるんです。 

 

 

先生次第にならないために、お家で子どもを伸ばしていくことがカギなんです! 

 

 

 

 

 

ADHDの息子の学校でのトラブル解決を先生に頼っていた私  

 

「授業中に立ち歩いてしまう」「お友だちとトラブルが続く」など、学校での困りごとは、どうしても 「先生の対応次第」と思いがちです。  

 

 

私も以前はそうでした。  

 

 

息子がトラブルメーカーになり、私はすぐに先生と連携を始めました。  

 

 

先生は息子のいいところを見つけ、個別の対応もしてくれました。  

 

 

ですが、「よくなっていくようで、よくなっていかない」状態が続いたんです。  

 

 

変わったのは、私自身のかかわり方が変わってからでした。  

 

 

私がしたことは、子どもの脳をポジティブな状態にしてあげること。

 

 

子どもに届く言葉が「肯定の注目>否定の注目」になっていることで、子どもの脳がポジティブな状態になり、よい行動が増えていきます。

 

 

反対に学校や家で叱られたり注意されたりすることが続くと、子どもの脳はネガティブな状態に。よくなるどころか悪循環になってしまいます。  

 

 

残念なことに褒めたことは目減りして伝わり、否定的なことは割り増しで伝わると言われています。

 

 

なので、ママが肯定的に子どもにかかわっているつもりでも、子どもとっては「肯定の注目<否定の注目」になってしまっている可能性があるんです!

 

 

より意識的に肯定的にかかわっていくことが必要なんです。

 

 

 

 

 

担任ガチャは怖くない!頑張らずにおうちでできるママの声かけをご紹介

 

肯定の注目を増やし、子どもの脳をポジティブな状態にするために、「頑張らなくても」できる3つの方法をご紹介します!  

 

 

子どもの行動を実況中継をする  

 

子どもがやっていることをそのまんま言葉にするだけ!  

 

 

✔ 手洗ったんだね!  

✔ おやつ食べてるんだね!  

✔ ○○のゲームしてるんだ!  

 

 

自分の行動を認めてもらうことで、子どもは「肯定されている」と感じます。  

 

 

当たり前でほめにくいことも肯定しやすくなるおすすめの方法です。

 

 

 興味・関心を示す  

 

子どもが夢中になっていることに、ママが興味を示すだけでも肯定の注目になります。  

 

 

✔なんのゲームしてるの?  

✔なに作ってるの?  

✔ もっと教えて!  

 

 

「自分のやっていることにママが興味をもってくれている」と感じることで自分の存在を肯定され、居場所を感じられるようになります。

 

 

 喜ぶ・驚く  

 

「ママが喜んでくれている」ことを感じることは、自分の行動で相手の感情が動いたことを体験することにつながります。

 

 

✔ もう○○したの!? びっくり!!  

✔ いっぱい食べてくれてうれしいな!  

 

 

このテクニックは、ADHDタイプの子にありがちな、「それはちょっとやめてほしかった…」というような、やらかしてしまったときでも、否定から入らず使える対応です!

 

 

「わぉ!○○しようと思ったんだね~!」と笑顔で驚いて、まずは気持ちを受け止めてからママの気持ちを伝えてあげると、すっと受け入れてくれます。

 

 

 

 

肯定の注目が増えると、学校での困りごとも減る!  

 

 「肯定の注目」を意識してかかわることで、子どもは「自分はできる!」という成功体験を積みやすくなります。  

 

 

そうすると、学校でも「やってみようかな?」という気持ちが育ち、先生の声かけもスムーズに入ることが増えます。  

 

 

加えて、ママが先生に「最近、家で○○ができるようになったんです!」と伝えることで、先生も子どもの「できること」に目を向けやすくなり、前向きなかかわりにつながります。  

 

 

✔ お家で「できた!」経験を積むと、学校でも自信を持って行動できる! 

✔ ママが先生に「できていること」を伝えると、先生のかかわり方も変わる!

 

 

「お家でのかかわり」+「先生の肯定的なかかわり」のダブル効果で、子どもはますます自信を持って行動できるようになっていくんです。  

 

 

担任ガチャに左右されずにお家で子どもを伸ばせるよう、ぜひ今日から試してみてくださいね!

 

 

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