前回は「困った子は困っている子」
だというお話をしました。
その中で
耳からの情報をインプットするのが
苦手な子へのサポート例を紹介したのですが
今日はその続きで
娘のエピソードを紹介させてください!
結論から言うと、
「視覚支援最強!」
ということです!
娘が3歳のときのことです。
当時
保育園から帰ったあとのルーティンは
①おやつ
②お風呂
③夕飯
でした。
おやつは食べてきているんですが…
まずはリラックスタイムを
優先していました(^^♪
毎日娘といっしょにルーティンを確認し
「わかった!」と言うのですが
お風呂の時間になると
「ごはんがいい!!」と
毎日のようにかんしゃくが始まるんです。
「さっき約束したよね?」
と順番を説明し直しても
火に油を注ぐだけ。
おしゃべりは上手で
普段から会話で
コミュニケーションがとれていたので
「なんで!?」と
イライラが止まらない私。
当時私は
支援学級に配属されて1年目。
目からの情報で
子どもがすっと動けるようになる
「視覚支援」の効果を
目の当たりにしていたところだったので
娘にも試してみることにしました。
・おやつ
・お風呂
・夕飯
のイラストをスマホで探し
写真用紙に印刷。
絵カードにしました。
裏にマグネットをつけて
ホワイトボードに
順番通りに貼って娘に見せたところ…
その日からピタッと
かんしゃくがなくなったんです!
ニコニコでお風呂に入り
夕飯を食べるところまで
スムーズに過ごせるようになりました(^^♪
会話はその場限りなので
情報として残しておくことが
難しい面があります。
また、聞く力が育っていないと
物理的には聞こえていても
きちんと脳の中で処理できていない
こともあります。
聴覚より視覚の方が先に発達するので
発達に凸凹のある子は
耳からよりも目から情報を
取りれることの方が得意な
「視覚優位」なケースが多いです。
娘の3歳という年齢から考えても
耳より目からのインプットが優位なので
絵カードで目から順番が
わかるようにしてあげたことで
ちゃんと理解することができて
すっと動けるようになったんです(^^♪
脳は「わかった!」ときに
ネットワークが伸び
太くなります。
つまり脳が成長します。
会話にプラスして
目からの情報を補ってあげれば
「わかった!」「できた!」
という経験が増えますよね。
「うちの子、聞くのが苦手かも?」
という場合は
視覚からのサポートを
上手に活用することをオススメします!