人の脳は記憶をベースに動くので
できた!
わかった!
楽しい!
嬉しい!
というポジティブな記憶を
地道にコツコツと貯めることで
トラブルが減り
よい行動が増えていきます。
今日は
それと真逆な動きをした
私のしくじり話です。
学校の勉強がわからない。
授業がしんどい。
そんな背景から
トラブルになっているのであれば
授業がわかるようにしてあげたいと
思いますよね。
漢字が書けないならば
たくさん練習して書けるようにしてあげよう!
楽しくできそうなドリルを買ってきて
家で取り組もう!
ママのその思い
とってもよくわかります。
私もそうだったからです。
学校で授業を全く受けない日が
続くようになってしまった息子。
「せめて宿題だけは!」と
仕事や家事がどんなに忙しくても
横にピタッとついてやらせました。
あの手この手で
楽しくできるように工夫しましたが
それでも気分が乗らない日もあります。
そんな日は心を鬼にして
毅然とした態度でやらせました。
そんな私の態度に
息子は宿題のプリントを
泣きながらぐしゃぐしゃにしたり
ビリビリにしてやぶってしまったり
することもありました。
さすがに心が痛みましたが
それが息子のためだと思っていたんです。
その結果どうなったか??
勉強が大っ嫌いになりました…涙
やったことは
少しずつできるようになりましたが
勉強嫌いを加速させてしまっただけでした。
当然、学校でのトラブルも減りません。
子どもの心をこわしてまで
やらなきゃいけないことは
ひとつもなかったのに
私は真逆のことをしていたんです。
目の前の苦手や困りごとを
ひとつずつ潰そうと
真っ正面から挑んでしまっていたんです。
どうにもこうにも
トラブルがなくならず
学び始めた発コミュ。
今は脳を伸ばす声かけと対応で
いやいや勉強をさせなくても
結果的に学力も伸ばせています。
冒頭でも書きましたが
人の脳は記憶をベースに動きます。
生活全体を通して
ポジティブな記憶を
ママがたくさん入れてあげることが
スタートなんです。
できないことに目が向きがちですが
今できていることや
好きなことに没頭している瞬間に
どんな声かけができるかで
必ず変わっていきます。
できてること探しを
してみてくださいね(^^♪