前回は、ADHAキッズの強みは
これからの時代に必要な力だということを
お伝えしました。
ADHDキッズの未来は明るいんです!
とはいえ
目の前にある困りごとに
日々振り回されてしんどいと
そんな明るい未来も描けないですよね。
ADHDタイプの子育てがしんどいのは
子どもが叱られてしまうことが多く
周りの理解が得にくいから。
行動や感情のコントロールに苦手さがあり
・ルールが守れない
・手が出る
・やりたくないことはやらない
・授業中に勝手にしゃべる
・ちょっかいが止められない…
このような周りの迷惑になってしまう行動は
どうしても叱られる対象になってしまいます。
「迷惑な行動は止めないと」と思う反面
・どうしてうちの子ばかり。
叱られてしまうんだろう。
・もっと子どものことをわかってもらいたい。
・本当は優しいところもあるのに…。
「うちの子はそんなに悪い子じゃない!」と
わが子を理解してもらえない
悲しい気持ちがあふれることも
あるかと思います。
親として当然の気持ちですよね。
子どもが悪く言われないためにも
なんとかして状況をよくしようと
あの手この手で頑張るのですが
なかなかよくなっていかず
疲労こんぱい。
そんなストレスマックスなママに
追い打ちをかけるのが
周りからの痛い視線です。
発達の特性によるものという理解は
まだまだ広がっておらず
・家で親が乱暴なんじゃないか
・ゆったり関わってあげてないのではないか
・しっかりしつけてほしい!
と、「育て方のせいなのでは?」という思いが
ママをさらに苦しめます。
実際ママ友との会話の中で
乱暴な子に対して
このような思いをもっているママも
いることを目の当たりにし
自分のことではないものの心が痛みました。
もちろん
悪気があって言っているわけではないですし
私もわが子がトラブルを
起こすタイプでなかったら
同じように思っていたかもしれません。
このしんどさから抜け出すには
ママが子どもの特性を理解し
子どもに合った対応をしながら
伸ばしてあげること。
そして、少しずつ理解者を増やして
子育ての味方を作っていくことが
必要なんです。
私自身
とてもとてもしんどいこともあったし
逃げ出したいときもありました。
だけど、子育てをあきらめることは
どうしてもできなかった。
ありがたいことに
私には息子のことを
肯定的に見てくれている
子育ての味方がいます。
次回、続きを書きますね!