今日は、3学期こそ
ママが先生とチームになることが大事
ということについて書いていきます。
なぜならすごくすごく
繊細な季節だからです。
3学期は1年のまとめであり
次の学年へ進む準備をする時期。
先生としては
今まで以上にクラスをひとつにまとめ
集団としても個としても
今ある課題をクリアして
次の学年に引き継いであげたい!
という思いでいます。
勉強はもちろんですが
今の学年で身に着けておいてほしい
生活スキルもあります。
・時計を見て動く
・整理整頓
・次の授業の準備
・休み時間の過ごし方
・友達とのかかわり方…
先生も
「子どもたちのために」
「次の学年に自信を持って進むために」
という思いで頑張るのですが
別れと出会いに向かって進む
変化の季節が近づくことを
凸凹キッズは敏感に感じとります。
不安なときや
ストレスがかかっているときは
脳に負荷がかかっている状態で
いつもはできるパフォーマンスが
発揮されにくくなります。
私たちも人前で話すときなど
緊張する場面では
思ったように話せなかったり
ハプニングがあると
冷静な判断ができなかったりしますよね。
後で落ち着いたときに
「あぁすればよかったな」
と思うことがあると思います。
ハプニングとまでいかなくても
何か心配や気がかりなことがあるときは
目の前のことに集中できないこともあります。
それと似ていて
子どもたちはなんだか不安な状態で
次の学年へのプレッシャーがかかり
そわそわするんです。
特に発達に凸凹がある子たちは
ストレスに弱いためうまく対応できず
落ち着きがなくなる子が多いです。
いつもはもう少し授業に集中できるのに
隣の席の子へのちょっかいが増えちゃう…
ブレーキがかかりにくくなり
手が出てしまう…
私の息子もこの季節は不調になります。
実際、教員として働いていたときも
3月に近づくにつれて
「なんだか落ち着かないなぁ」
と思う子がクラスに数名いました。
そんな様子を見てベテランの先生は
「木の芽時だからねぇ。」
と言っていたことをよく覚えています。
「木の芽時」は
気温が暖かくなり草木が芽吹きはじめ
春の訪れを表す言葉ですが
季節の変わり目で
体や心に影響しやすい時期でもあり
感情の不安定さを表す意味合いで
使われることもあります。
もちろん子どもは
自分がそんなふうな状態だと
自覚して言葉にできるわけではありません。
季節の変わり目であり
環境も大きく変わろうとしている
繊細な時期だからこそ
子どものささいな様子を
先生とやりとりする仕組みを作り
できないことに目を向けるよりも
できていることに目を向けて
自信を持たせてあげるかかわりを
ママが先生とチームになって
やっていくことが必要なんです!
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3学期がスタートするころには
お届けできるよう
お正月も執筆を進めてきました!
楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです(^^)