この時期にお子さんの「聞く力」を意識しておきたい理由

こだわり男子の切り替える力を育て
3秒で動けるスマート男子になる!

発達科学コミュニケーション
トレーナー渡辺あきこです^^

 

こんばんは!

 


昨日からお話ししている

「聞く力」のお話し。

 

なぜ聞く力の話をするのか?
と言うと、
発達凸凹自閉タイプのお子さんが
苦手になりやすいことの1つだからです。

 

そして、昨日もお話ししたように
新しい環境に慣れてくると
聞く力の差が目立ちやすいので
早めの対応がいい!
というのが

私の経験からくる答えです。

 

なぜ様子見にしておいては
いけないのか?
というと、

 

この進級・進学の時期、
とくに小学生になって一番の変化は「授業」がスタートすることです。

 

授業では「聞く」という場面がとても多くなります。

 

発達凸凹の子どもは、見る力が得意(視覚優位)で聞く力が苦手なタイプが多いんです。

 

4月はまだ慣れるためということもあり、おそらく授業といってもそんなに難しくないし、宿題も負担になるほどではないでしょう。

 

ですが、本格的になる4月後半もしくはゴールデンウィーク明けて5月中旬くらいになると、

 

学校がイヤ、勉強できない、宿題は泣きながらやる、家では勉強しない!
なんて子どもも出てきます。

 

するとお母さんは何とかしないとってなりますよね。つい、言いすぎてしまったとか、親子バトルになってしまう…など。

 

こういう状態は、「聞く力」が苦手なところからきていて、机に座って先生の話や友達の意見を聞いてはいるけれど理解できず、その状況が苦痛になってしまうことがあります。

 

大人でもそんな状況はイヤになっちゃいますよね。

 

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この、
聞いてるのに理解できていないことは、周りから気づきにくい!

 

ここがやっかいなんです。

 

話を聞いてないのは、やる気がない


説明したのにできないのは、めんどくさがっている

 

という風に見られてしまいがちだからです。

 

ですから、
叱られたり、注意されることも増えてしまいます。

 

注意が1回や2回で済めばいいのですが、子ども自身、自分でもどうしていいかわからないのです。

 

注意されたから、話聞きますというわけにいきません。

 

叱られたり、注意されたりが続くと、
子どもは、二次障害といって自信をなくしたり、鬱々したり、攻撃的になってしまうことがあります。

 

こんな症状が出てからでは回復するのが大変ですし、時間もかかります。

 

何より、子ども本人が傷ついてしまいます。

 

 

だからこそ、
人の話を聞くのが苦手というお子さんに対して

 

その理由を知って、「聞く力」を伸ばすお子さんへの話し方はとっても大切です。

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行きしぶりなどが起こってから、
ではなく予防するために

親子のコミュニケーションを見直すことがポイントなんです!

 

では、お母さんがお子さんの「聞く力」を伸ばす方法とはどうすればいいのか?

 

聞く力の前に、まずは子どもの発達の仕方についてのお話も次回していきますね!

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