ストレッチには種類がある?

皆さんはストレッチと聞いてどんなイメージがありますか?

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一般的には、カラダを伸ばすとか柔軟性を高めるとかそんな風に思っている方が
ほとんどではないでしょうか。

私もそのひとりでした

 
 
実はストレッチには、静的ストレッチ動的ストレッチという2種類の方法があります。

目的や効果もそれぞれ違いますのでご紹介します。
 
 

◉静的ストレッチ

 
ー反動をつけないで30秒くらいゆっくりと筋肉をのばす
 
 

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*効果
ー柔軟性があがったり、関節の可動範囲を広げる
 
ー深呼吸しながらやるとリラックス
寝る前にやると不眠や睡眠の質をあげられる。
 
ー運動後のクールダウンにおすすめ
おもにカラダのケアに効果的なストレッチ。
 
冷え性にもおすすめ!
 
*注意
ー準備運動には向かない。必要以上に柔軟性が上がってしまい、筋肉の発揮する力やパフォーマンスの低下につながってしまうから。
 
 

◉動的ストレッチ

 
 
バリスティックストレッチング
ー反動を使ってリズミカルに筋肉を伸ばす。
 
いきなりやらずにある程度カラダを動かしてからやるといい。
 
例:アキレス腱伸ばし

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ー最近では活用する機会が少なくなってきている。
 
 
 なぜなら、反動をつけることで筋肉や腱の損傷に繋がることがあるため。
 
 
ダイナミックストレッチング
ー最近、準備運動にすることが多いのはこちらのタイプ
 
例:屈伸運動、肩まわし

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ーこれは、伸ばしたい筋肉と反対の筋肉を縮めて柔軟性をアップさせたり、
 
 カラダを動かしながらその周りも一緒にスムーズに動くようにしていく
 
 
例:ラジオ体操はこれら動的ストレッチの要素が組み合わさっている
 
 
*効果
ー筋肉をほぐして温めたり、可動範囲を広げたりすることが目的なので、運動前の準備に効果的なストレッチ。
 
 
*注意
運動後や寝る前は避ける
 
ーなぜなら運動によって筋肉はダメージを受けた状態になっているので
 さらに損傷させてしまう可能性があるから。
 
ー動的ストレッチは交感神経が優位になりカラダが覚醒する効果もあるので
 寝る前では不眠や睡眠の質が低下することに繋がるのでやらない方がいい
 
 

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いかがでしたか?
 
 
これまでは、準備運動で柔軟をしっかりやれば良いという認識がありました。
 
 
ところが静的ストレッチだけではケガをしないための準備運動のはずなのに
逆効果になってしまうんですね。
 
 
それぞれの目的や効果を知って、ストレッチを上手に使っていきましょう!
 
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