消極的な場面緘黙の子の得意を伸ばせて足りないところの対応3選!

緊張に弱い
消極的な場面緘黙の子に「もう少し!頑張れ!」と願ってしまうのが親の本心ではないでしょうか。得意を伸ばしつつ、足りないところにはどう対応していけばいいのか私の子育てからの気づきと学びを3つご紹介します。

慎重すぎて消極的な場面緘黙の子

学校での子どもの姿をいざ目の前にして見てみると、他の子と比べて、消極的だなぁ・・もっと積極的になってほしいなぁ・・と思ってしまうことありませんか?

 

もちろんどちらがいいという話ではないのですが、お母さんとしては、わが子がもっと積極的になれば見たことのない世界が見れるはず!!と期待してしまいますよね。

 

そもそも積極的な子とは、自分が感じた気持ちを躊躇せずに表現できる、他の人に伝えられることをいいます。一方で、消極的な子は、自分が感じたことに自信が持てなかったり、相手に伝えることに不安を感じやすい慎重なところがあります。

 

特に、場面緘黙のある子は、慎重すぎて消極的なところがあるのかもしれません。

 

慎重だからこそ周りを見過ぎてしまう場面緘黙の子

わが家の消極的な場面緘黙の息子も、やや慎重に物事をすすめることが多い方です。だから時間もかかるし、習得するのにも時間がかかる。

 

だから、”不器用さん“というレッテルが貼られることも多いです。

 

そして、慎重だからこそ、周りの様子を見過ぎているのです。

 

つまり、自分が経験しなくても、あの子はきっとこんな風に感じているかもしれない・・と予測して感情が敏感に反応してしまうのです。

 

だから、とても繊細に空気を感じとってしまうので、”優しい子“という印象の反面、空気を感じ取りすぎて”不安が強い子“になってしまったり、予測しすぎて”失敗を怖がってしまう子”になってしまっているのです。

周りを見過ぎて不安になりやすい場面緘黙の子対応3選

わたしは不安になってしまう子への子育て経験を生かし、このように対応すれば不安な気持ちを切り替えていくことができたママができる3つのポイントをご紹介します。

 

不安を説明できる

周りができるサポートとしては、ただただ話を聞くことです。ママが聞き上手になりましょう!

 

ネガティブなワードがたくさん出てくるので耐えなければ・・と思ってしまうかもしれませんが、それよりも「今の気持ち、そう思うんだー!」と伝えたり、こんな風に感じる子なんだー!と理解することがまず第一歩です。

 

不安を言葉に出す

不安は言語化することでメリットになることは、気持ちが軽くなっていくことです。

 

親子の会話の中でことば(感情を含めた)をたくさん出していくチャレンジをお家で伸ばしていくことが大事です。

 

タイミングよく声かけする

周りに対して慎重だからこそ、タイミングが合えば、サッと動けるようになるのもまた場面緘黙の子に多い特徴です。

 

出来てから声をかけるのではなく、やろうとする前から肯定の声をかけるのが、タイミングを逃さないための大切なポイントです。

 

そして、不安な気持ちを出させながらサポートしていけるのは、お家でのママとの会話でできることの一つです。

 

ぜひ、お家での会話の中でやってみてくださいね!

 

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