おウチでの声かけがプレッシャーになってたことに気づけた息子の一言

場面緘黙とは

子育てをしていると、
ついお子さんに

「早くしなさい」
「ちゃんとやって」などと

声をかけてしまうこと
ありませんか?

 

特に、
学校や習い事に対する心配があると、


親としては励ますつもりで
言葉をかけるのですが・・・


私はある日、
息子の何気ない一言で自分の声かけが

 

実は息子にとって
プレッシャーになっていたことに
気づかされました。

それは・・朝に、
息子が登校の準備をしていたとき

 

私はいつものように
「忘れ物ない?」
「ちゃんと支度してね」
声をかけました。

すると、

息子がふと
「ママがそう言うと、
もっと緊張する」

ぼそっと言ったんです。

その瞬間、私はハッとしました。

 

息子をサポートするために
言ってるつもりのコトバが、

 

逆に、彼にとっては
負担やプレッシャーでしか
なかった・・・

 

 

息子の言葉で気づかされたのは
親としての
「よかれと思って・・」の言葉が

 

必ずしも
ポジティブな影響を与える
わけではない
ということです。

私自身、
息子が学校で困らないようにと

 

心配する気持ちから、
必要以上に
声をかけてしまっていたのです。

しかし、
その声かけが息子にとっては、


「自分はちゃんとできていない」と
プレッシャーを
感じさせて
しまっていたのかも
しれません。

特に場面緘黙の子どもは、
学校でのコミュニケーションに
不安を抱えていることが多いため、


おウチでの声かけがさらなる
プレッシャーになることがあります。

では、どのように
声をかければいいのでしょうか?

 

大切なのは
お子さんの気持ちに寄り添い、


無理に「やらせる」のではなく
「安心できる」言葉を選ぶこと。

 

例えば、

「大丈夫だよ」
「少しずつやってみようか」という


穏やかでプレッシャーを
感じさせない表現
心がけると良いでしょう。

お子さんの不安を和らげるために
親としてできることは

静かに見守り、

タイミングよく
サポートする姿勢をもつこと。

そのためには
親自身がリラックスして
心を切り替えるチカラも大事です。

 

そして、
親が緊張していると
その気持ちがお子さんにも伝わり
(情動感染といいます)

 

さらにプレッシャー
感じさせてしまうことがあります。

 

息子の一言から私は、


「完璧を求めなくていい」
「少しずつで大丈夫」と


自分自身にも
言い聞かせるようになりました。

その結果、
息子との会話も自然と和やかになり

 

彼自身も少しずつ落ち着いて
登校前の準備を
進められるようになったのです。

子どものために
よかれと思ってかけた言葉が、


思わぬ形でプレッシャーに
なっていることもあります。

息子の一言でその事実に気づけた事

そしてコミュニケーションを
学び直したことで

今では

どこで手を引けばいいか

どこで手を差し伸べるのか


が、わかるようになりました!

もしお子さんが何かしらの
不安や緊張を感じているようなら、


まずはその気持ちに共感し、
リラックスした環境を
作ってあげましょう。


それが、
お子さんの心の負担を軽くする
一歩になりますよ。

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