場面緘黙症の子の特性とは
場面緘黙(かんもく)という言葉を、みなさんは聞いたことがありますか?正直なところ、あまり聞き慣れない言葉だと思います。
定義として、ある特定の場面・場所では話せない・動けないことをいいます。詳しくはこちらで紹介しています。https://desc-lab.com/hamayamaidumi/kanmoku/
場面緘黙症の原因は、まだ完全に解明されていませんが、不安になりやすい脳の特性だったり、脳の扁桃体という部分が、過敏に反応しやすいことが関係しています。もちろん、環境の変化だったり人間関係のストレス・気持ちの言語化が難しいことでコミュニケーションが取りづらくなってしまうことも関係しています。
症状としては、例えば・・
✔️お家では話せるのに外では話せない
✔️人の視線が気になって話せない
✔️ある特定の声・音を聞くとドキドキする(例:子どもの笑い声など)
✔️こだわりが強い(例:触り心地、タグの固さなど)
などがあります。
実際に、お子さんの様子を学校で見た時に「教室で見せる姿と、家で見せる姿の違いに、どうしてうちの子だけ?」と悩むお母さんがいらっしゃいました。
「今まで全然気づかなかった・・」そう思ってしまうほど、困りごとに気づかれにくいのが、学校で話せない場面緘黙症なのです。
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場面緘黙症チェックリスト
場面緘黙は、症状の程度も、状況も、みんな人それぞれ違います。だから、玄関から先が動けない子もいますし、学校の門をくぐると話せなくなる子だっているのです。
本記事では、これまで場面緘黙だったかもしれない私自身の過去の記憶や場面緘黙がある子ども達と関わってきた経緯から、場面緘黙症チェックリストを作成しました。「うちの子も、もしかしたら・・」と思われるママはぜひチェックしてみてくださいね。
①刺激に敏感
・タグの触り心地を気にする
・刃先や尖ったものを目にするとひどく怖がる
・人の視線や表情が気になる
②騒音や臭いを嫌がる
・大きな音や騒音を嫌がる
・人混みが苦手で具合が悪くなる
・人の家の生活臭が苦手
・手についた臭いをいつまでも気にする
③ひとり行動ができてしまう
・家が落ち着く
・友だちと遊ぶのは大好きだけど、できれば家から出たくない
・人が多い公園は苦手
④完璧主義
・筆圧が強く、漢字のハネやハラいなどを綺麗に書く
・順序が崩れるとパニックを起こす
・100点取れないと落ち込む
・絵をとても繊細に描き、細かい部分まで色を塗る
⑤人にどう思われてるか気になる
・機嫌が悪い人の表情や声色が苦手
・自分の言ったことで相手が傷ついてないかどうか気になる
・会話している最中でもどう思われてるか気になって集中できない
⑥言葉の理解が苦手
・語彙力が低く、言葉の裏を読めない
・字面だけで言葉を捉えてしまう
・冗談が通じない
⑦真面目、几帳面
・ルールがある行動は割とスムーズに動ける
・自由時間は何をしていいかわからなくて動けない
・几帳面で少しでもずれるとイライラする
⑧思い込みが激しい
・感情の起伏が激しい、もしくは平坦
・幼少期の癇癪がひどかった
・この人はきっと私のことが嫌いだ・・そう思い込むことがある
以上です。
場面緘黙のあるお子さんは、今までの人間関係だったり、性格、育ってきた外部の環境などによっても大きな影響を受けます。
あくまでも参考にしていただければと思います。
じゃあ、どうするか?
ですが、簡単にいうと、こういうことです!
場面緘黙の子は、安心感と脳を育てれば上手くいく!
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