人見知りが強い場面緘黙のある子が集団行動で見せた「違和感」
場面緘黙という診断はされていませんが、人見知りが元々強かったという年少のお子さん。
動きは活発で、寝つきも良かったのですが、下のお子さんが生まれる時期と幼稚園に入るタイミングが重なったせいか、幼稚園の行き帰りに固まってしまう事が増えてきたことに困っておられました。
赤ちゃん返りなのかも・・と感じつつも、親として子どもに対し、なにか違和感を感じていました。
場面緘黙のある子が抱える困りごとに終止符を打つ!
環境の大きな変化は、見通しを持つことが苦手な場面緘黙のある子には心にストレスを抱えやすく、早めの対応が必要です。
集団行動である幼稚園の教室に入ろうとした途端に固まってしまう場面緘黙の子は、不安や緊張が強くなるとさらに不安が増して、周りの表情が気になってしまう・・ということがあります。
だから、小学校に上がったら、挨拶できるだろうか、など色々お母さんは心配が減らない日々を過ごされていました。
場面緘黙の子が抱える困りごとに心配だけが増えていく毎日には、もう終止符を打ちましょう!
周りに対して敏感な場面緘黙の子には安心感を与える肯定の声かけがベスト
・理由がわからなくて、泣いてる時
・兄弟に悪戯をやめない時
・忙しい時ほど何か言ってくる時
こういった時にお母さんはイライラしていましたが、イライラせずに落ち着いて子どもに対応できるようになりたい・・と感じておられました。
元々講座を受講する予定はなかったそうですが、「自分には必要だ・・」と感じ、この値段で変われるなら・・と受講されたお母さん。
今思い返すとこんな風に振り返ってくださいました。
「受講してよかったです。あの時変わらなかったら、今の子どもの姿は見られなかったから。子どもの行動がスムーズになってくると、私のイライラが落ち着いて、対応が楽になりました。」
お母さんの覚悟と決断力は、お子さんを変えていきます。そして、いつも振り返ることによって、お母さんの成功体験を増やしていきましょう!
お母さんの笑顔は場面緘黙の子にとって、安心できる源です。周りに過敏になってしまう自信のなさは、根拠をもった肯定の声かけで変わってきます!自信をもって声かけできるお母さんに一緒になりましょうね!