「わが子はできないことばかり…」そう思っていたママが気づいたこと

グレーゾーン
今回のお話は、場面緘黙症のお子さんを育てるママが感じていたこと。最初に感じることは「どうしてこんな事ができないの?」だったそうです。周りの子はできているのに、どうしてうちの子だけできないの?という違和感から、ママがどのようにして変わっていったのかを見ていただきます!

場面緘黙症の子育て:どうしてこんな事ができないの?

わが子は場面緘黙症のある年長の子どもです。他の子と比べて、手先は器用なものの、運動をするとなぜか不器用になってしまうのです。

 

だから、どうして、出来ないんだろう・・」と思うことが多くて悩みがつきませんでした。

出来ないままだったらどうしようという不安

私はこのままではいけないと思い、関わり方を変えようと決心しました。そこで、何を意識して変えたのかというと、場面緘黙症の『子どもをみる視点』です。

 

最初は、なかなかうまくいかなくて、すぐに出来ないところばかりに目がいってしまって、注意したり、叱ってしまうことがありました。だから、注意しそうな時はぐっとこらえていました。

 

そんな時に、ふと考えてしまったこと。それは…出来てない事を注意しなくて大丈夫なの?っていうことでした。

 

だって、このまま出来ないままだったら不安だったからです。

ママが場面緘黙症のわが子を信じた意識の変化

発達科学コミュニケーションを学んでから、数ヶ月。私はあることを変えようと決めました。

 

それは、このまま出来ないままだったら不安・・という、ありもしない想像ではなく、いま目の前にいる場面緘黙症があるわが子のことを信じてみよう!っていうことでした。

 

つまり、子どもを心の底から肯定してみよう!という意識に変えてみました。

私にもできた!意識の変化でつかんだ「変化」

私の意識の変化で、場面緘黙症のわが子は人が多くて入れない公園にも、なぜか率先して行けるようになりました。それは2ヶ月経ってからのことでした。正直、驚きました。そこから私が考えたこと、それは・・

自分が変われば、出来ないことはないんだ!

ということです。そんな気持ちが湧き起こりました。

 

自分のことばで、子どもが変わるということを実感してからは、出来ないことは、そのままにしておいてはいけない!と強く思いました。

階段をのぼっていくように、ステップを踏んでいくと、ちゃんと出来るようになっていくんだ!というのが実感できたら、人って変われるんだ!って、その時から思いました。

 

今の自分が当時の自分にエールを送るとしたら、私はこう伝えてあげると思います。

「よく頑張ってるね!今の気持ちを忘れないで!段々と子育てが楽しめるようになるからね!」

 

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