場面緘黙症のわが子に「やる・やらない」の選択をさせた
場面緘黙症のわが子に、私はある挑戦をさせました。
それは、「やる・やらない」を本人に決めさせたことです。わが子はお風呂が好きということもあり、「お風呂掃除をする」と決めてくれました。
きっと何をしようか悩むだろう…そう思っていましたが、意外にも選ぶのは簡単だったようです。
やると決めたのにやらなかった場面緘黙症のある子を責めてしまった
ある時、こんなことがありました。お風呂掃除をするといってたのに、やらなかったんです。それは、やるべきと決めていたのに、やらなかった。
私は、「なんで、やらないの?」と子どもを責めてしまいました。
だけど、よくよく考えてみたのです。
もしかしたら、自分の期待値が高すぎたのかもしれない・・そう思いました。私が子どものハードルを勝手にあげてしまっていたのです。
「やらせること」だけに意識を向けすぎてたことに気づいた!
期待しすぎていたのは、つまり、子どもに「やらせること」だけに意識を向けすぎたからなのではないかと思いました。
その失敗経験から私は学び直しました。「肯定」することについて、もう一度振り返って学び直してみたのです。
私はダメな母親じゃない!子育てのやり方を知らなかっただけ
子どもを「肯定する」って、何なの?それをもう一度振り返り、教えてもらった資料を振り返り、学び直しました。
肯定するって、ただただ褒めればいいってものじゃない。そこに気づいてからは、子どもに接する時に、穏やかな気持ちで、イライラしなくなった事に気づきました。そして、冷静に状況・場面をみられるようになりました。
すると、自分を肯定できるように変わっていきました。自分自身にも、できることが増えたことを知ったら、素直に嬉しかったのを覚えています。
そして、わたしは、自分はダメな母親だと思っていたことにも今回気づきました。だけど・・・だめな母親じゃなかったんです!
子育てのやり方を知らなかっただけ・・そう思えたんです。
子どもへの感情は、自分への感情。
行き詰まった時は、深呼吸して気分転換してから前に進めばいいんだよ!
当時の自分にはそう声をかけてあげたいと思います!