できて当たり前・・・場面緘黙症の子が感情を出せるようになるまで

感情の育て方
場面緘黙症の子育てにおいて、できて当たり前と思える事ができなかったりすると、子どもを責めてしまいがち。間違った対応を続けてしまうと、子どもの感情をお家でも出せなくなってしまいます。そうなる前に今から関わり方を変えて親子で一緒に感情を出すのを上手になりませんか?

場面緘黙症の子育て:こんなに家でも話す子だったんだ!という気づき

私は場面緘黙症のある小学生の子どもを育てています。

 

外ではだんまりの子です。もちろん、お家では元々たくさん話す子でしたが、私の関わり方を変えてからは、今まで以上に口数が増えたように感じます。

 

だから、こんなにも話す子だったんだ!というのが正直な気持ちでした。

できないところに目が向いてしまう自分に気づいた

今までのわたしは、出来ないところに目がいってしまう、ぐちぐち言ってしまう、そんな母親でした。

 

ですが、わが子が場面緘黙症という事に気づいた今、このままじゃいけない!変わらなきゃ!って思えたんです。

 

それからは、たくさん肯定のことばをかけてあげたいと思っていました。すると、自然と私自身が子どものできるところを探すようになってました。

 

感情を素直に出せるようになったのは…もしかしたら子どもの方かも?!

これぐらいできて、当たり前でしょ?いつからそんな風に感じていたのか分からなかったのです。

 

できたら素直に褒める・・こんなシンプルなことが、私はできてませんでした。できたら嬉しい・・そんな自分の感情すらも出せていなかった事にも気づきました。それは、親子で同じことでした。

 

出来ているところも、たくさんあったのに、それを気づかせてあげられてなかったことに、今回気づきました。

 

関わり方を変えてからは、子どもの方から進んで動くことが増えてきたように思います。私のことも、子どもが褒めてくれるようになりました!

 

もしかしたら、感情を素直に出せるようになったのは子どもの方かもしれません。私も負けてられません!

 

大きくなったら、できて当たり前。

 

ですが、そうではなくて、目の前の子どもをしっかり見て「これできたね!」と私のことばで子どもに伝えてあげたい!そう思いました。

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