学校に行く前になると泣いてしまう場面緘黙症の子が学校に行けるようになったママの対応

行き渋り
不登校のお子さんの7人に1人は場面緘黙症の子がいるといわれています。そんなお子さんを支えるお母さんとしては、仕事を辞めざるを得なかったり、時間をセーブしなくてはいけなかったり、と制限をかけてしまうこともありますよね。そんなママがいつまでこれが続くのか…暗闇のトンネルを抜け出すきっかけになった声かけについてご紹介します。

いつまでこれが続くの?心配しかできなかったママ

小学生低学年の場面緘黙症のあるお子さんを育てているママ。

 

お子さんは、校門から靴箱まで行くのに20分かかったり、途中で泣いてしまって動けなくなってしまったり、これらを繰り返していました。

 

いつまでこれが続くのか・・・心配しておられました。

子どもの変化に気づいたママの変化

そんな暗闇のトンネルにいる状態でも、ママは自分ができる声かけを毎日行ってくれていました。

 

すると、お子さんの中で、少しずつ家での口数だったり、言い回しなどの小さな変化が起きていることに気づいたのです。

ママが変わると、子どもの変化に気づけるんだ!

この当時のことを振り返った時に、このママは私にこう教えてくれました。

 

「あれから、少しづつ、学校にいられる時間が増えていきました。今では給食も食べて、みんなと同じ時間に下校できるようになりました。

 

発コミュを学んでから日々少しづつ実践を始めていくことで、子どもの行動やことばの変化を感じてきました。

 

そして、同時に自分に対しての子どもたちの態度や反応が変わってきたんじゃないか、と感じています。明らかに親子関係が良くなっているのです。

 

子どもの笑顔が増えて、私によく話しかけてくれるようになりました。」

こんな風に教えてくれたのです!

ママの言葉が変わると、子どもの行動が変わる!

学校につくと、シクシク泣いてるわが子に対して、以前のママだったら、ただ付き添って「どうする?教室行けそう?」等と声をかけていたそうです。

 

ですが、今のママは「折り紙しようか!」「◯◯見に行ってみようか?」と、いま子どもが困っていることじゃなく、目線を変える提案ができるようになったそうです。

 

場面緘黙症のお子さんは、特にインプットが多い脳です。ですから、アウトプットできる脳に成長させてあげたい!

 

アウトプットをたくさんできる子になって、もっともっと自分に自信が持てる子に育ててあげたい!そう思っているそうです。

 

目の前のわが子ができない事が増えていくと、焦るママが多いのが現状です。そして、今の状況を子どものせい、自分のせい、だと自分も子どもも責めてしまう事が多い。

 

これを抜け出すのは、適切なママの声かけです!きっとそれは子どもにも伝わるから安心して!

このママからの応援メッセージでした!

 

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