緊張に弱い場面緘黙のある子の気持ち切り替え方法

緊張に弱い
緊張に弱い場面緘黙のあるお子さんは、ネガティブな記憶を溜め込む特性があります。過去の緊張して失敗した記憶などがあると、その失敗を引きずってしまい、なかなか不安から抜け出せなくなることもあります。そんなお子さんには早めに対応して不安な気持ちを切り替える脳に変えてあげましょう!

同じ場面を過ごしているのに不安を感じてしまうグレーゾーンのつらさ

同じ場面を過ごしているにも関わらず、人より不安になりやすいお子さんはいませんか?

 

場面緘黙の子はネガティブな記憶を溜め込みやすいところがあるので、人よりつらい思いを抱え込みやすい、ストレスを溜め込みやすいところがあります。

 

だから、学校の行き帰りで同じような場面を過ごしていても、ネガティブに感じる方が他の子よりも多いのです。

場面緘黙のあるグレーゾーンの我が子も不安を感じやすい子だった

我が家の場面緘黙のあるグレーゾーンの息子も、みんなと同じ場面を過ごしているのに、人より感じている事がネガティブだったり、嫌な事を覚えている子でした。

 

例えば、学校の行き帰りの場面で、通りすがりのおじさんに睨まれて怖くなった・・とか、チラチラ見てくる子がいて嫌だった・・とか、周りに対して敏感に感じる事が多いなぁ、こんなにも感じやすいのはつらいなぁ、と感じていました。

 

どうして、我が子は、こんなにもネガティブに考えてしまうんだろう・・と考えるとキリがなくて、私までも不安の渦に巻き込まれていくことが増えていきました。

漠然と親子の距離を取ってしまうことのリスク

お母さんが人の気持ちに敏感なところがあると、親子の感情の距離感が近くなります。そして、それだけ子どもの感情に流されやすくなってしまいます。

 

ですが、脳の成長を考えた時に、脳の成長の順番を守らずに距離感だけを先に取ると、親子の関係性にヒビが入るリスクが高くなってしまいます。

 

だから、脳の成長の順番というものを正確に知っておく必要があるのです。

私も子どもとの感情の距離感が近い親子でした。

 

だから、子どもが不安になると私もモヤモヤしてしまう。

そして、私が不安になると、子どももパニックになってしまう。

 

だから、子どもが楽しい時は私もとても嬉しいです。

逆に、私が楽しそうにしていると、子どもも安心して穏やかに過ごせる事が多いです。

 

場面緘黙の子には「距離が近いから離す」という考えは合わない

距離が近いから離すという表面的な考えでは場面緘黙の子の困り事を解消することは難しいです。

 

そうではなくて、子どもの心をまず安心させて整えてあげる必要があるのです。

 

そうすれば、あとはちょっと背中を押すだけで、新しい経験を増やしていけるのです。

 

子どもの心の安定のために、まずは安心させて子どもの心を整えてあげましょう。

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