家で話せるのにどうして?!学校で話せない場面緘黙症(かんもく)

実は・・わたし「場面緘黙」という文字読めませんでした。

2024年放送のドラマ『放課後カルテ』で場面緘黙という症状を知った方もいらっしゃるのではないでしょうか。その「場面緘黙」ですが、わたしは正直読み方・・分かりませんでした!

 

「ばめんかんもく」といい、特定の場面・場所で話せなかったり、動けなくなったりしてしまう症状のことをいいます

 

発症の多くは2〜5歳の間といわれています。

その頃といえば、園や学校で「集団行動が苦手な子かも・・」「一人行動が多いなぁ・・」「言葉が他の子より少ないかも・・」など、他の子と違うと感じることが増える年齢なのではないでしょうか。

場面緘黙の症状は十人十色でさまざま!

場面緘黙といっても症状は一人ひとり違います。つまり、特定の場面・場所というのがそれぞれ違うのです。

例えば
・クラスの中でニコニコしたり、うなづいたりして過ごせる子
・小さな声だけど話したりできる子
・まったく話せない子
・特定の子にだけは話す子
・特定の場面だけ話せる子

そして、最大の特徴は
・問題行動を起こさない!
・平気そうに見えてしまう!

 

だから、周りからは今すぐ対応が必要だと思われなくて
様子を見れば大丈夫じゃない?
そのうち良くなるんじゃない?
・人見知りや場所見知りじゃない?

 

だから、気づかれずに思春期を迎えてしまう子も少なくありません。

 

家では普通に話せてしまう場面緘黙症

実は親御さんが気づきにくいことが多いのも特徴の一つかもしれません。なぜなら、お家では普通に話せてしまうからです。

 

わたしも気づかなかった一人でした。

わたしは小学校からの指摘で気づきました。おそらく幼稚園の頃の症状がある時期から、発見された小3の時期までは4〜5年ほどは月日が経ってしまっていました。このタイムラグが問題なのです!!

 

ですので、就園・就学前のお子さんの様子に違和感を感じているママは、積極的に園や学校の先生と会話をして、お家の状態を伝えるなどして、学校との連携をとっておくことをおすすめします。

 

場面緘黙の原因は・・「脳」?

場面緘黙の子は、元々不安になりやすい気質の子が多いです。

そして、脳の扁桃体という危険を察知する部分が過剰に反応しやすいことで、子ども自身が自分の身を守るために、特定の場面・場所では話さない状態が起きているといわれています。

 

特に注目されることに不安や緊張を感じやすく、突然スポットライトを当てられたような感覚をもってしまうのです。過剰な緊張やプレッシャーで脳にストレスがかかり、頭の中が真っ白になって、フリーズして動けなくなるのです。

 

特定の場面・場所で話さないのは、自分の身を守るための反応ですから、無理に話させようとするのは『話さないことで守っているこだわり』を壊そうとするものだと私は思うのです。

 

いま私たち親ができることは「脳」を育てること!

 

だからこそ、いま私たち親ができることは、無理やり変えようとするのではなく、むしろ逆で!

違うところからアプローチしていく考え方なのです!

私がママにお伝えしている親子のコミュニケーション講座では、できている所を伸ばしながら脳を育てる方法だったり、不安が強い場面緘黙の子の脳を癒す「子ども専用のホームカウンセリング法」などを学んでもらっています。

 

ママが学んで実践できるようになるので、いつでもどこでもママがお子さんをケアできるようになれるのです!

 

そんなママになりたい方は、お家からご参加できるZOOM(画面越しでお話しするスタイル)でお話しませんか?お子さんのことをお聞きしながら、脳タイプを診断しつつ、これから先のサポートプランを提案する無料個別相談にお気軽にお申し込みください!
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