「やればできるのに」が口ぐせのママへ──脳を伸ばす声かけ3選

やる気・学習意欲
 
「また提出物をなくした!」
「やればできるのに、コツコツできない」
 「注意するとキレて、余計ややこしくなる・・・」

発達凸凹の子を育てていると、
こんな悩みに直面することって多いですよね。

頭はいいはずなのに、
ケアレスミスで点数が伸びない。
毎日スマホに吸い込まれて、勉強どころじゃない。
気をつけさせたいけれど、注意したら大爆発・・・

「もう、どう関わればいいの?」

と途方に暮れてしまうママも多いんです。

実はこれ、“やる気がない”からではありません。

 脳の前頭葉=「司令塔」が未発達だからなんです。

つまり、

注意を維持する
衝動を抑える
計画的に動く

という力が足りていないんです。

だから、本人の意思や性格の問題ではなく、脳の仕組みの問題。

わが家の長女も同じでした。

忘れ物の山、机やバッグの中はぐちゃぐちゃ、計算ミスの連発。
「一体いつになったら普通にできるの?」と毎日イライラ。

頭ごなしに叱っても改善どころか、親子関係が悪くなるばかりでした。

でもね、関わり方を変えたら、
たった数か月で驚くほど変わったんです。

なぜなら、脳は年齢に関係なく育つから。
今から声かけを科学的な根拠のある順番に変えるだけで、
子どもの“脳の回路”が書き換わっていくんです。

 

例えばこんな声かけ、今日から試してみてください。
  1. 「できてないこと」より「できたこと」を拾う  
    ✕「また忘れ物したでしょ!」  〇「ノート持っていったんだね」

  2. 「やりなさい」ではなく「どっちにする?」と選ばせる  
    ✕「早く宿題やりなさい!」  〇「今やっちゃう?それとも、おやつのあと?」

  3. 感情が荒れているときは、論破より“共感ワード”  
    ✕「そんなことで怒るなんて子どもみたい!」  〇「それだけ悔しいってことなんだね」
これだけで、驚くほど反応が変わってきます。

ただし、これらの声かけはテクニックにすぎません。

親子関係がよく
お子さんの聞く耳が開いていることが大前提。

その上で、ママが無意識に日常で“戦略的な声かけ”を自然に使えるようになると、3か月後には子どもの脳が作り変わって、もう後戻りしなくなります。

そして、その変化は一生もの。
ママの人生も、お子さんの未来も大逆転させられるんです^^

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