「普通じゃない」って、
“弱み”なんでしょうか?
私は、違うと思っています。
それはきっと、その子だけが持っている“強みの芽”。
例え話をひとつ、聞いてもらえますか?
たとえば、あるママがカルチャースクールで
ソーイング教室に通い始めたとします。
どんな服を作ろうかな♡とワクワクしながら、
ミシンの前に座って…。
最初はちょっと布が曲がっても、
糸の通し方が少しくらい間違っても、
「まぁ、最初だし♪」って思いますよね?
けれども先生に、こんなふうに言われたらどうでしょう?
「ミシンのかけ方、まるで分かってないですね」
「糸のかけ方も知らないんですか?」
「布の切り方の要領がかなり悪い・・・」
「もう一度、全部やり直してください」
せっかく楽しみにしていた気持ちが
一瞬でしぼんでしまうかもしれません。
一方で、
って、できているところを見つけてくれる先生だったら?
少しくらい曲がってたって、
「もっとやってみたい♪」って思えますよね。
子どもも同じです。
最初は誰だって、不器用で当たり前。
なのに「正しくやらせなきゃ!」って思いすぎると、
楽しさよりも「できなかった」が心に残ってしまいます。
発達凸凹のある子は、特にそう。
脳の使い方がちょっとユニークだから、
“普通のやり方”が合わないことがよくあります。
けれども、それが“普通じゃないからダメ”ではなく、
“その子だけのやり方”だったら?
こんな子を知っています。
私が施設でお預かりした子です。
なんでもできる優秀な子でした。
けれども、鉛筆の持ち方だけがどうしても直らなかった。
お母さんも、本人も、
何度も練習してみたけどダメだったそうです。
それでも――
その子の文字は、びっくりするほど美しかったんです。
書き初めで“特選”を取ってくるくらい。
そう、「普通」じゃない持ち方でも、
書くことが嫌いじゃなかったから
「結果」はちゃんとついてきたんです。
“普通じゃない”って、弱みじゃない。
むしろ、
“誰とも違う強みの芽”かもしれません。
子どもの未来を大きく育てるために
今、私たち大人にできるのは
「正しさ」よりも「楽しさ」を伝えること。
楽しく、たくさんやるから脳が育つ!
正しくやるのは
脳のネットワークがしっかり育った後の方が効率がいい☆
これが、普通じゃないことを「強み」にする育て方です^^
お子さんの普通じゃないところに
どんな強みの芽が隠れているのか?
見つけて伸ばしたい!
自信をつけさせてあげたい!
という人は、



