勉強がスッと始まる子に変わる条件〜ワーキングメモリーから紐解く脳科学の話

やる気・学習意欲

「やろうと思っているのに、いつまでも始めない」

受験生を見ていると、
ついイライラしてしまう瞬間、ありませんか?

・やるって言ったのに始めない
・机には向かうけど、全然進まない
・夜になるとグダグダになる

今日お伝えしたいのは
それ、やる気や根性の問題じゃないということです。

本当はわかってるんですよね。

この子、能力がないわけじゃない。
ちゃんと考えられる頭もある。

なのに・・・

「どうして今やらないの?」
「受験生なのに!」

そんな言葉が、つい出てしまう。

そして後で、

「また責めちゃった…」

と自己嫌悪。

この問題、今日のYELL’s大学で
学長の吉野加容子さん
(私の師匠であり、発達科学コミュニケーションの創始者でもあります)
が講義してくれました!

ちなみに、YELL’s大学とは

毎週日曜日の朝7時から
私が学んでいる脳科学の講座なんです^^

早いもので、もう第33回目
なりました!

子どもたちの資質や才能を
最大限に引き出すためには
常に学びをアップデートして
最新の情報をママたちに伝えていかなければ!

気合いや根性ではうまくいかない
発達凸凹の子育てだから、
私はいつも科学的根拠から学び続けているんです^^

ということで、
今朝学びたてのことを、特別にお伝えしますね!

「ワーキングメモリー(脳の作業机)」の話

実はこれ、
受験生の勉強パフォーマンスに
そのまま当てはまります。

子どもの脳は、

  • テストの不安

  • 成績へのプレッシャー

  • 親の期待

  • 「失敗したらどうしよう」

こうした“感情の悩み”だけで
ワーキングメモリーのキャパが埋まります。

すると脳はこう判断します。

「この状態で勉強を始めるのはリスクが高い」

だから、
始められない・・・

これは
❌怠け
❌甘え
ではありません。

脳の安全装置が働いているだけなんです。

さらに、受験生を止めている
最大の原因がこれ。

「今日はここまで終わらせなさい」
「◯ページ終わるまでゲームなし」

これ、全部
“終了条件”の約束です。

脳は「終えられるか分からない約束」を
リスクとして記憶します。

だから次に机に向かうとき、
無意識にブレーキがかかる。

逆に、脳が動き出すのは
こんな約束です。

  • 19時になったら机に座る

  • 英語のノートを開く

  • 1問だけ見る

終わらせる約束じゃなく、
始める約束

これだけで、

  • 脳がリスクを感じない

  • ワーキングメモリーに余白ができる

  • 気づいたら集中している

という状態が起きます^^

勉強が
「戦い」から
「スッと始まるもの」に変わる。

ママが

「やりなさい」
から
「始められる設計をする」

に変わったとき、

子どもは

✔ 自分で動ける
✔ 勉強をリスクと思わない
✔ 本番で力を出せる

発達凸凹の子にとって受験は、
努力量の勝負ではありません。

脳をどう使えるかの勝負です!

「勉強しなさい」を言わずに、
成績を上げる関わり方。

私はこの研究を
今後もアップデートし続けます!

もう、
ママも凸凹の子たちも
苦しまなくていい方法を
一緒に学びましょう^^

今日はここまで☆

タイトルとURLをコピーしました