昨日の記事では
自己評価が低すぎて
苦しかった日々のことを
お伝えしました。
今日は、長女が生まれてからの
後悔ばかりだった子育ての話をさせてください。
私は、あんな日々を送ってきたからこそ
「自分の子どもには、
絶対に同じ思いをさせない」
そう、心の底から思っていました。
お金がなかったのは
両親が中卒だったからだ。
そう考えた私は
自分で働いて、
大学を卒業しました。
…なのに。
出会った夫は、
借金だらけでした。
引きこもる夫を支え、
気づけば私自身の心も壊れ、
ふたりで無職になった時期もあります。
そんな中で授かったのが、
長女でした。
「この子にも、私と同じ惨めな思いをさせてしまうのかもしれない」
そう思うと、怖くて涙が止まりませんでした。
マタニティー服は、
義姉からのお下がり。
母親教室では、自分だけ一昔前のひらひらワンピース型。
マタニティーに見えない
おしゃれな他のママたちが
とても幸せそうで
ただ羨ましかった。
そして、生まれた長女は
生後すぐから
寝ない、飲まない・・・
どんどん体重が減っていく・・・
夫の借金返済。
育てにくい長女。
余裕なんて、どこにもありませんでした。
結局私は、
あれほど嫌だったはずの言葉を
口にするようになりました。
「お金がない」
「うちは貧乏だから」
子どもたちの服は、
ママ友がくれた「おさがり」中心。
働いてた施設で毎年あった
「お下がり市」で、
残ったものを喜んで着せていました。
だから、長女だけじゃなく
3人とも凸凹はそれぞれあるし、
決して聞き分けが良い子たちではありません。
それなのに
お店で駄々をこねて
ひっくりかえったことだけは
一度もない。
年少さんの時、
保育園に迎えにいくと
「ママ、お金作ったよ!」
満面の笑みで、
紙で作った「お金」を毎日たくさんくれた長女。
今は笑い話だけど、
それくらい・・・
凸凹の子が気を遣うくらい、我が家は追い詰められていた
ということです。
今でも
息子に言われます。
「お母さん、落としたものも拾って食べろって言ったよね」
「冬至の日、カボチャ大嫌いだったのに、勿体ないから絶対残すなって言ったよね」
泣きながら食べていた
小さな息子の姿を思い出すと、
今でも胸が痛みます。
後悔ばかりの子育て・・・
しかもこれ、
「できないことが多い
発達凸凹の子」だったからこそ、
より深く、心に残ってしまった
のだと、今なら分かります。
ですが、
この後悔は
ここで終わりませんでした。
数年後、奇跡が起こるんです。
「あぁ、
あの子育ては
失敗じゃなかったのかもしれない」
後悔だらけだった子育てが、
人生の宝物に変わった瞬間。
明日は、
その“ミラクル”の話をします。
そして、
なぜ今、
私はこの経験を
ママたちに手渡そうとしているのか。
2025年クリスマスイブ
奇跡のストーリーを、
届けますね。

