その肯定、逆効果かも? ~3週間で変わったママの話

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「正しい肯定」

「正しくない肯定」

今日はこれについて
解説していきますね!
ちょっと深いお話なので、

受講生さん以外の方は
???????
となったらごめんなさい。

「褒めて育てるのがいい」

巷ではそうわれているので・・・
みんな「褒める」ことを
心がけるわけですが

「褒め」に見せかけた
「否定」があるので、
気をつけないといけません!

「箱の蓋を開ける」

「火元を止める」

これはすべて、
お子さんの脳に「できる!」の
スイッチを入れるための作戦です。

その鍵になるのが「正しい肯定」です。

ところが、
ママは肯定しているつもりが
逆効果になることがあります。

例えば、

宿題を全くやる気がないお子さんに

「1ページでもできるとかっこいいね!

頭痛がするから学校休みたいというお子さんに

「休むと行きたい高校が遠くなるよ」

一見優しい声かけですが、
お子さんからすると、

「1ページすらできないダメな自分・・・」
「体調が悪くても休んじゃいけない自分・・・」

それを突き付けられる
「否定」のメッセージになっています。

また、発コミュでは
お子さんに聞く耳をもってもらう「話しかけ方」
として、まず「肯定」から入ります。

その話しかけ方が

「ちょっと悪いんだけど・・・」
「今、ゲームがいいところだと思うんだけど…」

これも肯定に見えて、
実は肯定になっていません。

ただのワンクッション言葉に過ぎず
「正しい肯定」になっていないのが
お分かりでしょうか?

これでは、
敏感な凸凹の子は余計に不機嫌になってしまいます。

同じように、
「スキンシップ」も「肯定のテクニック」として
お伝えしていますが

ゲームをやっていて
いつまでもお風呂に入らないお子さんに
否定の声がけをしない代わりに

「肩をトントンと触るスキンシップ」

をしたとします。

ママは肯定のつもりでも、

「いつまでやってるの?」

という“否定”のメッセージとして伝わり、
イライラさせてしまいます。

肯定に見せかけた否定は、
お子さんのエネルギーを奪い、
動けなくさせてしまいます。

「なんとか勉強させたい」
という気持ちが無意識ににじみ出ると、

「優しいフリして勉強させようとしてるだけでしょ」

と見透かされ、反発を生んでしまいます。

これが、
「ちゃんと肯定してるのに、子どもが勉強してくれない・・・」

と言うママたちに共通する
「無意識の否定」の恐怖です、

どうですか?
ついてこられてますか
深いでしょう?^^

では「正しい肯定」とは?

例えば、ゲームをしているお子さんに
お風呂に入ってほしかったら?

「今いいところだと思うんだけど・・・」

と言うのではなく、

「〇〇く~ん」(優しい声で名前を呼ぶ:肯定)
「楽しそうな顔して読んでるね」(実況中継:肯定)
「何の本を読んでるの?」(興味関心を示す:肯定)
「へぇ、おもしろそうだね」(興味関心を示す:肯定)

「ところで、いつお風呂入る?」(確認:指示)

このような流れで声をかけると、
イライラさせずに
聞く耳を開かせることができます。

これが、「正しい肯定」の例です^^

そして、このような声がけを
3ヶ月間継続して続けることで
お子さんの脳が作り変わります。

実際に、6月から受講スタートして
たった3週間の「正しい肯定」で
親子関係と学習状況が変わったママがいます。

小1の女の子のママ、Mさん(仮名)

個別相談後のアンケートには
以下のように書いてくださってました。

ーーーーーーーーーーーーー

(1)個別相談に参加したきっかけやお困りのことは何でしたか?

小学生になり、勉強の事で怒ってばかりになり、変えたかったのと、今後の子供の将来に不安や焦りを感じた為。

(2)感想や得られたことをお書きください。

     
率直に、私の話だけで子供のことを凄く理解してくださってると思いました。できない事をできるようにするのではないという事。会話のスタートの言葉を肯定的な言葉から始めたいと思います。

(3)本郷稟乃はどんな人でしたか?
私が言いづらいことでも、否定せず聞いて下さり、共感していただいて話しやすかったです。なんでも受け止めてくれる安心感がありました。

(4)個別相談は、どんな人におすすめですか?
子供の事や対応に悩んでいる方や、前向きな気持ちになれるので自身を無くしている方にお勧めです。

ーーーーーーーーーーーーー

Mさんは以前、
お子さんが宿題をするたびに

「ちゃんと書けていない文字が気になって注意してしまう」
「最初は褒めても結局『遅れるよ』などと言ってしまう」

そんな声かけを繰り返し、
お子さんは泣きながら宿題をする毎日だったそうです。

しかし、正しい肯定を3週間続けてみると変化が起きました。

書けている文字を見つけて
「上手だね」とだけ伝えるようにしたら、

お子さんの方から

「ここ間違えちゃった」

と自分で言えるようになったのです。

さらに、ママが言わなくても

・自分から宿題を終わらせる
・「見て!」と嬉しそうに見せてくれる
・寝る前に自分で絵本を持ってくる
・ゲームのルールを覚え一緒に遊べるようになる
・服を自分で選んで着る
・癇癪を起こしても自分で落ち着ける

そんな変化が次々と起こりました。

Mさんは

「今まで私のタイミングで“今直してほしい”と押し付けていたことに気づきました。言いたい気持ちを我慢して見守るだけで、子どもが自分で考えて動くようになるんだと実感しています。」

と話してくれました。

正しい肯定は子どもを甘やかすことではありません。

お子さんの「できた」を増やし、
脳の“できるスイッチ”を入れることで

自分で考えて動ける脳を育てること

これこそが未来を変える本当の近道なのです。

火元を止めるためには、
正しい肯定を毎日続けることが必要です。

これができると、お子さんは

「自分はできるかもしれない」
「やってみようかな」

と思えるようになり、
箱の蓋が開き始めます。

「火元」や「箱」って何?
そう思ったママは
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いくら勉強させても成績が上がらなかった理由が分かります^^

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