宿題が終わらない。
ボーっとして進まない。
先生からは
「授業を聞いていません」
塾も嫌がらずに行っているのに
テストは真っ白。
やる気がないわけじゃないのは分かってる。
だけど、こんな繰り返しに、つい怒ってしまう。
そして、
ふっと我に返る。
「また怒っちゃった…」
この子の良さを誰よりも知ってるのに。
どうして私は
こんなに怒ってしまうんだろう・・・
そんな夜を
何度も繰り返していませんか?
かつての私が、まさにそうでした。
分かっているのに、怒ることをどうしても止められなかったんです。
もし、
同じことに悩んでいるのだとしたら
最初に伝えたいことがあります。
それは
この子はダメなんじゃない。
ただ
育ち方の順番が独特なだけ。
ということです。
子どもの脳には
育つ順番があります。
つまり、効率よく磨く順番がある。
ですが、多くの家庭では
磨く場所も
磨き方も
順番も
全部違う状態で
勉強や、できないことだけを頑張らせてしまう。
するとどうなるか。
子どもの脳の中に
勉強=嫌なもの
という記憶が
どんどん刻まれてしまいます。
ここを脳の話で説明すると
少し難しいのですが、
怪我に例えると
とてもわかりやすいです。
長い間
「早くやりなさい」
「なんで出来ないの」
と無理に勉強させられてきた子は
脳の中で
大きな怪我をしている状態
なんです。
その傷口に
さらに勉強を押し込めば
当然ですが
傷は深くなります。
だからまず必要なのは
勉強をやらせることではなく
傷を治すことです。
子どもが
自分から勉強するようになるために
絶対に必要な力があります。
それが
「自己効力感」
自分はできると思える力。
そしてもう一つが
「自己学習力」
壁にぶつかった時に自分で乗り越えようとする力。
この二つです。
この二つが土台に育つと
子どもは
言われなくても
勉強するようになります。
なぜなら
勉強に対する
マイナスイメージが
プラスに書き換わるからです。
ここが
一番大事な大前提です。
ではどうやって書き換えるのか。
それが
正しい肯定です。
ただし
ここが重要なのですが
多くの人がやっている
「褒める」とは違います。
脳を育てる肯定には
目的とやり方にポイントがあります。
それを正しく続けると、子どもの脳は約3ヶ月かけて少しずつ回復していきます。
怪我と同じで
最初は
傷口
↓
かさぶた
↓
皮膚
と時間をかけて治っていきます。
ここで多くのママがやってしまう失敗があります。
「ちょっと良くなったかも」
と思った瞬間に
また勉強をやらせてしまうこと。
するとどうなるか。
かさぶたが剥がれて
また出血します。
そのとき子どもは
「やっぱり僕はできない」
という
強い無力感
を感じてしまうのです。
だましだましやらせることが
いつまでも治癒を長引かせることになる。
だから大事なのは
傷が完全に治るまでは正しい肯定を続けること。
脳も体の一部です。
体の怪我を
ゆっくり治すのと同じように
脳も
正しい関わりを続ければ、必ず回復します。
そして、自分から勉強するようになります。
私はこれを
何度も見てきました。
やる気はあるのに
やれない子どもはダメなんじゃない。
壊れているわけでもない。
ただ
磨く順番が違っただけ。
それによって、今は傷を負った状態になっているだけ。
つまり、
磨き方を知らなかっただけ
なんです。
もし今
「この悪循環を止めたい」
と思っているなら
正しい順番と磨き方を知ってください。
一度しっかり傷が治れば
子どもは安心して
勉強を積み重ねられるようになります。


